70歳以上被用者に賞与を支給したときは、健康保険・厚生年金保険 被保険者賞与支払届(兼)70歳以上被用者賞与支払届で、⑧備考欄の『1.70歳以上被用者』を○で囲み、⑦欄に個人番号を記入して、賞与支払日から5日以内に事務センターまたは管轄年金事務所へ届け出ます。

手続きの概要

賞与支払届は、事業主が被保険者および70歳以上被用者に賞与を支給したときに、標準賞与額を決定し保険料を計算するため、支給額等を日本年金機構へ届け出る手続きです。

提出期限・提出先

提出期限と提出先
項目内容
提出期限賞与支払日から5日以内
提出先事務センターまたは管轄の年金事務所

70歳以上被用者の書き方

被保険者整理番号①・氏名②・生年月日③を記入します。

賞与支払年月日④を記入します。

賞与支払額⑤と賞与額⑥を記入します。

⑧備考欄の『1.70歳以上被用者』を○で囲みます。

⑦個人番号欄に個人番号を記入します。

標準賞与額の上限と保険料

上限と支払のポイント

  • 厚生年金保険の上限:1か月あたり150万円
  • 健康保険の上限:年度累計573万円

電子申請での入力ポイント

e-Gov電子申請では、『被保険者賞与支払届/70歳以上被用者賞与支払届』の手続きを選択し、該当する届にチェックを入れます。

よくある返戻と遅れの対処

返戻されやすい不備と対処

  • 備考欄の囲み漏れ・チェック漏れ:追記して再提出します
  • 個人番号の未記入・桁誤り:正しい番号で再提出します
  • 被保険者整理番号の誤り・空欄:資格取得時の番号を確認します
  • 賞与額の切捨て漏れ:切捨て後の額に訂正します
  • 合算漏れ:最後の支給日で合算して届け直します
  • 5日以内を過ぎた場合:遅れても提出は可能です。速やかに提出し、決定通知書を被保険者へ通知してください

賞与支払予定月に賞与の支払いがなかった場合は、賞与支払届ではなく『賞与不支給報告書』を提出します。

例外と分岐

分岐の整理

  • 年4回以上支給の賞与:賞与支払届ではなく標準報酬月額の対象として算定基礎届・月額変更届で扱います
  • 育児休業等で保険料免除期間中に支払われた賞与:届出は必要ですが保険料は免除されます
  • 賞与支払月内に40歳到達:誕生日が後でも介護保険料が徴収されます。65歳到達:誕生日が後でも介護保険料は徴収されません

よくある質問

70歳以上被用者の賞与で個人番号は必須ですか?

必須です。⑦欄に本人確認のうえ個人番号12桁を記入します。

賞与支払届はどこへ何日以内に出しますか?

賞与支払日から5日以内に、事務センターまたは管轄の年金事務所へ提出します。

70歳以上でも健康保険の手続きは別に必要ですか?

組合管掌健康保険では、賞与支払届は健康保険組合、70歳以上被用者に関する届は年金事務所と提出先が分かれる場合があります。

相談先と公式情報

手続きの詳細は、日本年金機構『従業員に賞与を支給したときの手続き』、届書様式PDFの記入例、e-Gov入力例ページで最新情報をご確認ください。

当サイトの内容は参考情報です。具体的な手続き・条件は、管轄する行政機関、年金事務所、健康保険組合などの最新案内をご確認ください。