離職票の離職理由を訂正したいときの手続き
離職票の離職理由が実際の退職理由と違うときは、離職票を自分で書き換えず、住居所を管轄するハローワークで雇用保険の受給手続きをするときに申し出ます。離職理由を裏付ける書類があれば持参してください。ハローワークが本人と事業主の主張や証拠書類を確認し、離職理由を判定します。
最初に確認する場所
離職理由は、主に雇用保険被保険者離職票-2の離職理由欄(7欄)で確認します。解雇、退職勧奨、契約期間満了、自己都合など、実際の経緯と記載が一致しているかを見比べます。
訂正の相談前に確認すること
- 離職票-2の離職理由と、退職に至った事実関係が一致しているか
- 離職票-1・2を手元に保管しているか
- 離職理由を説明できる書類や記録があるか
- 受給手続きをする住居所管轄のハローワークを確認したか
離職理由が違うときの相談手順
離職票の原本を確認し、記載を自分で消したり書き換えたりせずに保管します。離職前で、会社から離職証明書の内容を確認するよう求められている場合は、その段階で離職理由の記載を確認します。
実際の離職理由を裏付ける資料を集めます。退職勧奨や解雇なら通知書・メールなど、契約期間満了なら雇用契約書や就業規則、自己都合退職なら退職願などが例です。手元にある資料を中心に持参し、無理に特定の書類だけを用意する必要はありません。
住居所を管轄するハローワークで、離職票を提出して受給手続きをする際に、記載された離職理由が実際と違うことを担当者へ伝えます。離職理由を証明できる書類があれば同時に提出または提示します。
ハローワークが本人の説明・証拠書類・事業主の説明などを確認し、離職理由を判定します。会社の訂正だけを待つのではなく、まずハローワークの担当者に事実関係を伝えることが重要です。
会社が離職票の記載を補正する場合
会社側が記載ミスに気付いた場合や、ハローワークから補正資料を求められた場合は、正しい離職理由を確認できる資料を提出します。ハローワーク池袋の案内では、離職票を交付済みの場合、離職票の事業主控・本人分・確認資料の提出を案内しています。添付資料はコピーでもよく、内容の精査のため追加資料を求められる場合があります。
確認資料の例
- 会社都合・解雇:解雇通知書、労働者名簿など
- 期間満了:雇用契約書、就業規則など
- 自己都合:退職願など
- 定年・休職期間満了:就業規則など
上記は確認資料の例です。個別の事案で必要な書類や提出方法は、手続きをするハローワークに確認してください。
会社が訂正に応じない場合
離職理由について会社と意見が合わなくても、受給手続きのときにハローワークへ申し出ることができます。厚生労働省は、本人の主張、証拠書類、事業主の主張などを確認したうえで、ハローワークが離職理由を決定すると案内しています。
賃金や日数の記載も違う場合
離職理由だけでなく、離職前の賃金支払状況や日数の記載にも誤りがある場合は、別の確認資料が必要です。ハローワーク池袋は、賃金台帳や出勤簿(タイムカード)など、正しい日数・金額が分かる資料を例示しています。該当する欄もまとめて担当者に伝えてください。
よくある質問
会社が訂正してくれないと、離職理由は変えられませんか?
会社と意見が異なる場合でも、受給手続き時にハローワークへ申し出られます。本人の主張、証拠書類、事業主の主張などを確認したうえで、ハローワークが離職理由を判定します。
退職理由を証明する書類がありません。相談できますか?
相談はできます。手元にあるメール、雇用契約書、就業規則、退職願、会社からの通知などを持参し、分かる範囲で経緯を説明してください。追加資料が必要かは担当者に確認します。
離職票の訂正はどこで相談しますか?
雇用保険の受給手続きをする住居所を管轄するハローワークです。所在地はハローワークの公式一覧で確認できます。