離職票がマイナポータルに届かないとき|条件・送信時期・確認順

離職票がマイナポータルに届かないときは、まず会社が電子申請をしたか、離職票交付ありで提出したか、自分が雇用保険WEBサービスと連携しているかを確認します。会社が紙で申請した場合や、受け取り条件を満たしていない場合は、マイナポータルには届かず、会社から郵送等で交付されます。電子申請済みで条件も満たしているのに表示されないときは、ハローワークの処理状況や送信エラーを確認します。

「いつ届く?」の答えは、ハローワークの処理後

厚生労働省のFAQは、会社が電子申請で離職手続きを行い、ハローワークが処理を行いしだい、マイナポータルへ送信すると案内しています。したがって、会社がいつ申請したか、電子申請か紙申請か、ハローワークの処理が完了したかによって変わります。申請から何日後という固定の送信日数を前提にして、マイナポータルだけを確認し続けるのは適切ではありません。

状況別の送信経路と次の行動
確認できた状況マイナポータルへの送信次にすること
会社が電子申請し、必要な連携も済み、ハローワークの処理が完了処理後に送信されるマイナポータルの「お知らせ」を確認する
会社が紙で申請した、または雇用保険WEBサービスと連携していないマイナポータルには送信されない会社からの郵送等の方法と発送状況を確認する
会社に本人への直接交付メッセージが届いたが、本人の画面にない容量上限などによる送信エラーの可能性がある本人確認書類を持ってハローワークへ相談する
会社が離職票交付なしで資格喪失届を提出した離職票自体が発行されない失業手当を希望することを会社に伝え、離職票交付ありの手続きを確認する

マイナポータル受け取りの条件を確認する

マイナポータルで直接受け取るには、次の条件をすべて確認します。1つでも満たしていない場合は、従来どおり会社から離職票が送付されます。

受け取り条件のチェック

  • マイナンバーがハローワークに登録され、マイナポータルの雇用保険情報で現在の事業所名と被保険者番号を確認できる
  • マイナンバーカードを取得し、マイナポータルを利用できる状態にしている
  • マイナポータルで「雇用保険WEBサービス」との連携設定をしている
  • 会社が電子申請で雇用保険の離職手続きを行っている
  • 失業手当を希望する場合、会社が離職票交付ありの資格喪失届を提出している

厚生労働省の案内では、現在の事業所名や被保険者番号が表示されない場合、マイナンバーが正常に登録されていない可能性があります。その場合は会社を通じた登録・変更手続きが必要になるため、マイナポータルの操作だけで解決しようとせず、会社に確認してください。

会社に確認する順番

「離職票を受け取りたい」と伝えたうえで、資格喪失届を離職票交付ありで提出したか確認します。離職票交付なしで提出されている場合、失業手当の手続きに使う離職票は発行されません。

手続きが電子申請か紙申請かを確認します。紙申請の場合はマイナポータルへの直接送信の対象にならず、会社から郵送等で交付されます。

電子申請の場合は、会社が資格喪失届・離職証明書を提出した日、ハローワークの処理状況、本人用の公文書をマイナポータルへ直接交付するメッセージの有無を確認します。

自分側では、マイナポータルの連携が解除されていないか、「お知らせ」に届いていないかを確認します。連携設定は、解除するまで有効と厚生労働省FAQに案内されています。

「直接交付した」と言われたのに表示されない場合

会社が電子申請を完了し、本人用の公文書をマイナポータルへ直接交付したというメッセージが届いているのに離職票が表示されない場合は、お知らせ容量の上限超過などによる送信エラーが考えられます。会社やマイナポータルの画面だけで原因を確定せず、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)を持ってハローワークの窓口へ問い合わせてください。送信エラーが確認された場合は、窓口で離職票の交付を受けられると厚生労働省FAQに案内されています。

届いたのに削除した・端末の不具合で見られない場合

受け取った後のトラブルと対応
状態対応
マイナポータルのお知らせから離職票を誤って削除した本人確認書類を持ってハローワークへ行き、写しの交付を相談する
スマートフォンやパソコンの不具合で閲覧・印刷できない本人確認書類を持ってハローワークへ行き、写しの交付を相談する
PDFを表示できるが、受給手続きで紙が必要か分からないマイナポータル経由のPDFは画面提示でもよいとFAQに案内されています。印刷して持参すると手続きが進めやすい場合があります
保存期間を知りたいマイナポータルの「お知らせ」から5年間は閲覧・ダウンロードできます

マイナポータルに届かないままの確認手順

会社に確認しても原因が分からない、または10日を過ぎても離職票が届かない場合は、離職票を待ち続けず、住居所を管轄するハローワークへ早めに相談します。厚生労働省は、会社が手続きをしない場合や督促しても届かない場合、本人確認書類と退職したことが分かる書類を持参して相談するよう案内しています。

退職日、会社に離職票を依頼した日、会社から聞いた申請方法・提出日・発送状況をメモします。メールなどの連絡記録も保存します。

本人確認書類と、退職証明書など退職の事実や退職日を確認できる書類を準備します。離職票が届かない事情を説明できる資料があれば持参します。

住居所を管轄するハローワークで、離職票未着のまま雇用保険の受給手続きを相談したいと伝えます。受付日、必要書類、仮決定の可否は窓口で確認します。

離職票到着前の仮決定は12日目以降が目安の地域案内もある

離職票の交付が遅れていて受給資格があると見込まれる場合、離職票到着前の受給申込みを仮に受け付ける扱いを相談できることがあります。大阪ハローワークの案内では、離職日の翌日から12日目以降(離職日が3月31日なら4月12日以降)が手続き可能な目安です。

仮決定を相談するときに準備するものの例

  • マイナンバーカード、運転免許証などの本人確認書類
  • 退職証明書など、退職した事実や退職日を確認できる書類(交付されている場合)
  • 本人名義の通帳やキャッシュカードなど、振込口座を確認できるもの
  • 会社への連絡記録、退職日が分かる資料、離職票が届かない事情を説明できるもの

離職票が届いた後にすること

マイナポータルまたは会社から離職票を受け取ったら、氏名、離職日、離職理由、賃金額などを確認します。受給手続きは、求職の申込みをしたうえで、住居所を管轄するハローワークに離職票-1・2を提出して進めます。マイナポータルで受け取ったPDFは、画面提示でもよいとFAQに案内されていますが、印刷して持参すると手続きが進めやすい場合があります。

離職理由や賃金額の記載が事実と違う場合は、自分で離職票を書き換えず、受給手続きの際にハローワークへ申し出てください。確認資料がある場合は持参します。

よくある質問

離職票はマイナポータルに何日で届きますか?

一律の日数はありません。電子申請の提出日とハローワークの処理状況を会社に確認し、条件を満たしているのに表示されない場合はハローワークへ相談してください。

会社が紙で手続きした場合もマイナポータルに届きますか?

届きません。マイナポータルで直接受け取るには、会社の電子申請と、本人側の必要な登録・連携が必要です。会社からの郵送等の状況を確認してください。

会社は送信済みと言っています。どこに問い合わせればよいですか?

会社には電子申請の提出日と直接交付メッセージの有無を確認し、送信エラーの確認はハローワークへ依頼します。

離職票を削除したり、スマートフォンで見られなくなったりしたらどうしますか?

本人確認書類を持ってハローワークへ行き、写しの交付を相談してください。

10日を過ぎるまで待つ必要がありますか?

10日は会社の手続き期限の目安で、マイナポータルへの送信日を保証する期限ではありません。会社への確認は早めに行い、未着が続くならハローワークへ相談してください。

離職日の翌日から12日目なら必ず仮決定を受けられますか?

必ずではありません。地域の案内に基づく目安であり、受給資格の見込み、書類、窓口の運用などの確認が必要です。

公式情報

以下は2026年8月4日に確認した公式情報です。マイナポータルの操作や個別の受付日、必要書類は、申請前に管轄ハローワークの案内も確認してください。

厚生労働省「マイナポータルを利用した離職票の受け取り FAQ」送信時期、送信エラー、削除・端末不具合時の対応、5年間の閲覧・ダウンロードについてのFAQです。厚生労働省「2025年1月から、『離職票』をマイナポータルで受け取れるようになります!」マイナンバー登録、雇用保険WEBサービス連携、電子申請・紙申請の違い、離職票交付ありの届出についての案内です。厚生労働省「Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)」10日を過ぎても離職票が届かない場合の会社への確認、管轄ハローワークへの相談、受給期間の案内です。ハローワークインターネットサービス「雇用保険の具体的な手続き」離職票が交付されない場合の相談先、受給手続きの場所と必要書類を確認できます。大阪ハローワーク「離職票が届かない場合の受給資格の仮決定手続きのご案内」離職票到着前の仮決定について、大阪ハローワークの受付目安を確認できます。