離職票-2の賃金額や日数が給与明細などと違うときは、本人が用紙を直接書き換えるのではなく、会社とハローワークに訂正方法を確認します。発行済みの離職票は、離職票記載内容補正願と、正しい金額・日数を確認できる資料で補正する扱いです。
最初に確認する欄
賃金の誤りを確認する対象は、離職票-2の「離職の日以前の賃金支払状況等」に当たる8~12欄です。月ごとの支給額、基礎日数、記載対象となる月の並びを、手元の給与明細や勤務記録と照合します。
| 確認する項目 | 照合のポイント | 資料の例 |
|---|---|---|
| 8~12欄の金額 | 各月の賃金額が給与明細や賃金記録と一致しているか | 賃金台帳、給与明細など |
| 8~12欄の日数 | 賃金支払の基礎となる日数に誤りがないか | 出勤簿、タイムカードなど |
| 対象月の並び | 離職前の対象月が正しい順序・範囲で記載されているか | 離職票、給与記録、勤務記録 |
訂正までの進め方
離職票-2の8~12欄と、手元の給与明細・勤務記録を照合します。どの月のどの金額または日数が違うのかをメモし、資料を月順に整理します。
勤務先の雇用保険担当者に、誤っている欄と正しい内容を伝えます。発行済みの離職票であれば、離職票記載内容補正願を使う手続きと、会社側の確認資料を準備できるかを確認します。
離職票の事業主控と本人分、正しい金額・日数を確認できる資料をそろえ、離職票を扱う管轄ハローワークへ提出方法を確認します。提出先の担当課や追加資料は、事前に窓口へ問い合わせてください。
訂正の受付後は、離職票の扱いと失業給付の計算への反映時期をハローワークに確認します。訂正前の離職票で受給手続きを進めている場合は、その状況も同時に伝えます。
準備する資料
賃金額・日数の訂正根拠として準備する資料
- 離職票の事業主控(離職票を交付済みの場合)
- 離職票の本人分(離職票を交付済みの場合)
- 賃金台帳など、正しい金額が分かる資料
- 出勤簿・タイムカードなど、正しい日数が分かる資料
- 誤りの内容を確認できるその他の関係資料
離職理由の訂正とは資料が異なります
今回の誤りが賃金額や日数ではなく、会社都合・自己都合などの離職理由である場合は、確認資料が変わります。離職理由の訂正も必要なら、賃金欄の資料だけで済むとは限らないため、訂正したい項目を分けて会社とハローワークへ伝えてください。
よくある確認
離職票-2の金額は自分で二重線を引いて直せますか?
発行済みの離職票を本人が直接書き換えて済ませるのではなく、会社とハローワークに補正手続きを確認してください。訂正する欄、正しい金額、根拠資料を示して、離職票記載内容補正願の提出方法を案内してもらいます。
賃金台帳やタイムカードを持っていません。
勤務先が保管している場合は、会社に正しい金額・日数の確認を依頼します。資料を用意できない場合でも、給与明細など手元の資料を持って管轄ハローワークへ相談し、代わりに必要な確認資料を確認してください。
訂正資料は原本でなければいけませんか?
東京労働局の案内では、添付資料はコピーでもよいとされています。ただし、追加資料や提出方法は個別に案内されることがあるため、提出前に管轄ハローワークへ確認してください。
訂正相談のチェックリスト
ハローワークへ相談する前に確認すること