失業手当(雇用保険の基本手当)の申請は、住居所を管轄するハローワークで求職申込みと離職票-1・2の提出を行い、受給資格決定を受けます。求職申込みを事前入力できる場合がありますが、初回の受給手続きは窓口で行います。

申請の概要

初回手続きで確認する項目です。
項目内容
手続き先住居所を管轄するハローワーク
手続き方法窓口で求職申込みと離職票-1・2の提出を行い、受給資格決定を受ける
事前入力求職申込みを事前入力できる場合があるが、基本手当の受給手続きは窓口で完了する
手続き時間原則平日8時30分~17時15分。求職申込みにも時間がかかるため16時前の来所が推奨されている
受給期間原則として離職日の翌日から1年間
次の段階受給資格決定後に初回説明会、待期、求職活動、失業認定へ進む

申請前に受給条件を確認する

基本手当を受けるには、被保険者期間の要件に加え、積極的に就職する意思と、すぐ就職できる能力があり、求職中なのに職業に就いていない失業状態であることが必要です。病気・けが、妊娠・出産・育児などですぐ働けない場合は、受給期間延長を先に確認します。

失業手当をもらえる条件を確認する受給資格の12か月・6か月基準と対象外になりやすい状態を確認します。

申請に必要なもの

初回手続きの主な必要書類です。個別事情により追加資料を求められることがあります。
必要なもの確認点
離職票-1・離職票-2複数ある場合は短期間のものも含めてすべて提出します。
個人番号確認書類マイナンバーカード、通知カード、個人番号記載の住民票など、公式案内で認められた書類を用意します。
身元確認書類マイナンバーカード、運転免許証、官公署発行の写真付き身分証明書などを用意します。
写真2枚最近の正面上三分身、縦3.0cm×横2.4cm。所定の手続きごとにマイナンバーカードを提示する場合は省略可能です。
本人名義の口座情報本人名義の預金通帳またはキャッシュカードを用意します。
離職理由を説明する資料離職票の理由と実際の退職経緯が違う場合に用意します。
ハローワークの離職票-1記入例(PDF)公式の離職票-1記入例はPDF文書です。画像ではなく文書として開き、必要な欄を確認してください。

失業手当を申請する手順

会社から離職票-1・離職票-2を受け取り、氏名、離職日、離職理由、賃金欄を確認します。

ハローワーク等所在地情報で、住居所を管轄するハローワークを確認します。職業相談のみを行う窓口では受給資格決定を扱わない場合があります。

個人番号・身元確認書類、写真またはマイナンバーカード、本人名義の口座情報をそろえます。

必要に応じて求職申込みを事前入力します。事前入力だけでは基本手当の受給手続きは完了しません。

管轄ハローワークの窓口で求職申込みを行い、離職票と必要書類を提出します。時間に余裕を持ち、16時前の来所を検討します。

ハローワークが被保険者期間、失業状態、離職理由を確認し、受給資格を決定します。

指定された初回説明会の日時、雇用保険受給資格者証、失業認定申告書、最初の失業認定日を確認します。

受給資格決定後の流れ

申請後に続く手続きです。
段階内容
待期求職申込み後、失業状態にある7日間は基本手当が支給されません。
給付制限離職理由等により待期後に1~3か月の給付制限があります。
初回説明会制度、求職活動、失業認定、就労申告の説明を受けます。
失業認定原則4週間に1回、指定日に求職活動と就労状況を申告します。
振込支給対象の認定後、指定口座へ振り込まれます。
自己都合退職の失業手当がいつから支給されるか確認する自己都合退職後の待期と給付制限、初回支給までの考え方を確認します。

離職票が届かない場合

離職票の交付を希望したのに、離職日の翌々日から10日を経過しても届かない場合は、まず会社へ処理状況を確認します。会社が手続きをしない、督促しても届かない場合は、身元確認書類と退職したことが分かる書類を持って、住居所を管轄するハローワークへ早めに相談します。

離職理由が違う場合

実際は解雇・退職勧奨・雇い止め・正当な理由のある退職なのに、離職票が自己都合退職となっている場合は、受給手続き時に異議を伝えます。ハローワークが本人と事業主の説明、提出資料を確認して離職理由を決定します。

来所前に確認する項目です。

よくある質問

失業手当はオンラインだけで申請できますか?

オンラインだけでは完了しません。求職申込みを事前入力できる場合はありますが、離職票と必要書類を持って管轄ハローワークへ行き、受給資格決定を受けます。

いつまでに申請すればよいですか?

受給期間内でも手続きが遅れると所定給付日数を受け切れない場合があります。離職票が届き、すぐ働ける状態で就職先が決まっていなければ早めに手続きしてください。

離職票がなくても相談できますか?

会社へ確認しても届かない場合は、身元確認書類と退職証明書など退職を確認できる資料を持って、管轄ハローワークへ早めに相談してください。

公式情報と確認日

次にすること

離職票-1・2が届いたら、離職理由を確認し、個人番号・身元確認書類、写真またはマイナンバーカード、本人名義の口座情報をそろえてください。管轄ハローワークを確認し、時間に余裕を持って来所します。