e-Taxで「HUBH139E」と表示されたら、e-Taxに事前登録されている本人の電子証明書と、今回の送信で添付した電子証明書が一致していないことが原因です。本人送信の場合は正しい電子証明書を再登録して再送信し、税理士等が代理送信する場合は税理士情報の入力と税理士の利用者識別番号でのログインを確認して再送信します。電子証明書を更新・再交付した直後は必ず再登録が必要です。
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送信後の受信通知や即時通知に次のメッセージが表示されます。 「HUBH139E:納税者の方(本人)の電子証明書が登録されている電子証明書と異なるため、電子証明書を確認の上、再度送信してください。なお、電子証明書の更新・変更をしている場合には、新しい電子証明書をe-Taxへ再登録する必要があります。税理士等の方が代理送信される場合は、送信方法が正しいかを確認の上、再度送信してください。」 国税庁の公式Q&A(2026年8月26日確認)では、納税証明書の交付請求書などに本人以外の証明書や登録と異なる証明書が付与された場合に表示されると説明されています。
原因を切り分ける(本人送信か代理送信か)
HUBH139Eは送信形態で原因が分かれます。まず自分が「本人として送信」したか、「税理士等が代理送信」したかを確認します。
| 送信形態 | 主な原因 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 本人送信 | 事前登録した電子証明書と異なる証明書を添付している | 別のマイナンバーカードや更新前の証明書を使っていないか |
| 代理送信(本人署名省略) | 基本情報に税理士等の情報が未入力 | 申告データの税理士等欄に利用者識別番号が入っているか |
| 代理送信 | 本人の利用者識別番号でe-Taxにログインしている | ログイン時のIDが税理士等のIDになっているか |
| 代理送信 | 税理士等が事前登録した証明書と異なる証明書を添付 | 税理士側の電子証明書が最新か |
本人送信の場合の対処法
納税者本人が確定申告書等作成コーナーやe-Taxソフト(WEB版・ダウンロード版)から本人IDで送信したのにHUBH139Eが出る場合は、登録証明書と添付証明書の不一致が原因です。
本人送信の対処手順
- 現在使用しているマイナンバーカード等の電子証明書が有効期限内か、有効な署名用電子証明書が格納されているかを確認します。
- e-Taxに登録されている電子証明書を確認します。利用者情報の照会画面やメッセージボックスで登録状況を確かめます。
- 異なる場合は正しい電子証明書をe-Taxへ再登録します(手順は後述)。
- 正しい証明書を添付して電子署名を付与し直し、別名保存してから再送信します。
- メッセージボックスに「登録完了」のお知らせが格納されたことを確認します。
代理送信(税理士等)の場合の対処法
税理士・税理士法人・税理士業務を行う弁護士等が本人署名を省略して代理送信する場合、HUBH139Eは送信方法の誤りで発生します。国税庁の公式Q&Aでは次の3パターンが示されています。
代理送信で確認する3点
- 申告データの基本情報に税理士等の利用者識別番号・氏名・所属税理士会等の情報が正しく入力されているか。未入力なら本人の電子証明書が必須とみなされます。
- e-Taxへのログインが税理士等の利用者識別番号で行われているか。本人のIDでログインしたまま代理送信するとエラーになります。一度ログアウトし、税理士等のIDでログインし直します。
- 税理士等がe-Taxに登録している電子証明書と、今回添付した証明書が一致しているか。税理士側でカード更新や証明書変更があれば再登録が必要です。
上記を修正した上で、申告データを開き直して「作成完了」にし、税理士等の電子署名を付与して再送信します。委任関係の登録が必要な手続きでは、事前に税務代理権限証書の提出と委任関係の登録が完了しているかも併せて確認します。
電子証明書をe-Taxに再登録する手順
電子証明書を更新・再交付・新規取得した場合や、登録と異なる証明書を使っていた場合は、e-Taxへの再登録が必要です。代表的な手順は国税庁「更新した電子証明書をe-Taxに再登録するには、どうすればいいですか。」(令和8年5月25日更新、2026年8月26日確認)で示されています。
e-Taxソフト(ダウンロード版)を起動し、利用者ファイル(.ncc)を開きます。メニューから「利用者情報登録」→「電子証明書登録・更新」をクリックします。
税務署選択画面で所轄税務署を都道府県と税務署名から選び、「次へ」で住所(納税地)等を入力します。
「方法の選択」で「ICカードまたはGビズIDアプリの利用」か「電子証明書ファイルの利用(.p12)」を選びます。ICカードの場合はリーダライタにカードを挿入してから操作します。
認証局サービス名を選択し、電子証明書のパスワード(署名用:英数字6〜16桁)を入力して認証します。ファイル利用の場合は「参照」で証明書ファイルを指定しパスワードを入力します。
「登録・更新内容確認」画面で表示された証明書のシリアル番号や有効期限に誤りがないか確認し「OK」をクリックします。
インターネット接続確認→「利用者識別番号と暗証番号」入力→送信を実行します。送信完了後、メッセージボックスに登録完了の通知が格納されたことを確認して終了です。
| チャネル | 再登録の入り口 | 補足 |
|---|---|---|
| e-Taxソフト(ダウンロード版) | 利用者情報登録→電子証明書登録・更新 | 上記ステップ通り |
| e-Taxソフト(WEB版) | メニュー「利用者情報の登録・確認・変更」→電子証明書登録 | ブラウザでマイナンバーカードを読み取ります |
| 確定申告書等作成コーナー | 「利用者識別番号の取得」や「マイナンバーカード方式」選択時に証明書読取 | 作成コーナー経由でもe-Taxの登録情報が更新されます |
更新・再交付・氏名変更後は再登録が必須なケース
次のいずれかに該当する場合は、古い証明書のまま送信すると必ずHUBH139Eになります。該当する手続きの直後は、送信前に再登録を完了させます。
再登録が必要な主なケース
- マイナンバーカードの有効期限更新や再交付(紛失・破損・氏名・住所変更による作り直し)で新しい電子証明書を取得したとき
- 電子証明書の有効期限切れ後に新しい証明書を取得したとき
- ICカードリーダライタやスマートフォンの機種変更で別の証明書(スマホ用とICチップ用)を使い分けるようになったとき
- 税理士等の電子証明書を更新・変更したとき(代理送信の場合)
それでも解消しないときの確認ポイント
解消しないときのチェックリスト
よくある質問
HUBH139Eはマイナンバーカードの読み取り不良が原因ですか?
読み取り不良ではなく、登録証明書と添付証明書の不一致が原因です。読み取り自体ができていない場合は別のエラーや「カードが読み取れません」等のメッセージになります。HUBH139Eが出たときは、読み取り位置やリーダライタの故障ではなく、どの証明書が登録されているかをまず確認します。
電子証明書を再登録すれば、既に送信した申告データは自動で修正されますか?
自動では修正されません。再登録後に申告データを開き直し、「作成完了」にしてから正しい電子証明書で電子署名を付け直し、別名保存して再送信する必要があります。e-Taxソフトでは「申告・申請等一覧」から該当データを選び、訂正後に署名可能一覧→送信可能一覧の順に進みます。
スマホ用電子証明書で送信するとHUBH139Eになります。ICカードで登録していました。
登録がICカード内の証明書のままになっていると、スマホ用電子証明書で署名しても不一致になります。送信に使いたい証明書(スマホ用またはICカード用)のいずれかに統一し、使う方の証明書をe-Taxへ登録し直してから再送信します。どちらを使う場合でも、登録と添付を一致させることが原則です。
まとめと次の行動
HUBH139Eは「登録証明書≠添付証明書」のエラーです。本人送信なら正しい本人証明書を再登録して再送信、代理送信なら税理士情報の入力と税理士IDでのログインを正して再送信します。マイナンバーカードを更新・再交付した直後は必ず再登録を挟み、再送信後はメッセージボックスで受信通知がエラーなく格納されたことを確認します。解消しない場合は、利用者識別番号の取り違えや委任関係の登録状況を、所轄税務署やe-Taxヘルプデスクで確認します。