e-Taxで「HUBH138E:本人の電子証明書が未登録であるため、電子証明書を登録の上、再度送信してください」と表示されたときは、納税者本人の電子署名がe-Taxに登録されていないことが原因です。e-Taxソフトをご利用の場合は利用者ファイルで電子証明書を登録・更新してから再送信し、税理士が代理送信する場合は送信方法が正しいかを確認して再送信します。2026年8月31日確認の国税庁の公式情報で手順を整理しました。
HUBH138Eが出る状況とメッセージの意味
HUBH138Eは、e-Taxの受信通知(メッセージボックス)に次のメッセージとともに表示されます。「HUBH138E:納税者の方(本人)の電子証明書が未登録であるため、電子証明書を登録の上、再度送信してください。税理士等の方が代理送信される場合は、送信方法が正しいかを確認の上、再度送信してください。」国税庁は「納税者の方(本人)の電子署名が未登録の場合に表示されます。納税者の方(本人)の電子署名の登録が必要」と案内しています。対象は主に納税証明書の交付請求など、本人署名が必須の手続ですが、確定申告等の送信時にも利用者情報と署名の整合が取れないと発生します。
HUBH138E・HUBH139E・税理士代理送信のエラーの違い
| エラー表示 | 主な原因 | 直し方の要点 |
|---|---|---|
| HUBH138E:本人の電子証明書が未登録 | e-Taxに本人署名が登録されていない | 本人の電子証明書を登録して再送信 |
| HUBH139E:本人の電子証明書が登録されているものと異なる | 登録済と異なる署名を付与、または更新後の未再登録 | 登録済の正しい署名で再送信。更新時は再登録 |
| 税理士等の電子証明書が登録されているものと異なる(HUBH141E系) | 本人送信なのに税理士情報が残る/代理送信で異なる証明書 | 基本情報の税理士欄を削除するか、正しい税理士証明書で代理送信 |
1分で切り分けるチェックリスト
送信前の切り分けチェック
原因別の対処法
チェック結果に合わせて、次のいずれかで対処します。全国共通の原則ですが、個別事情により判断が異なる場合は所轄税務署またはe-Taxヘルプデスクへご確認ください。
本人送信でHUBH138Eが出たとき(e-Taxソフト)
e-Taxソフトでは事前に電子証明書を登録する必要があります。マイナンバーカードの署名用電子証明書またはファイル形式(.p12)の証明書を用意し、次の手順で再登録します。手順は国税庁「更新した電子証明書をe-Taxに再登録するには、どうすればいいですか。」(令和8年5月25日更新)に基づきます。
e-Taxソフトを起動し、利用者ファイル(.ncc)を開く
メニューの「利用者情報登録」→「電子証明書登録・更新」をクリックする
「利用者情報」画面で所轄税務署を選択し、住所(納税地)等を入力して「次へ」をクリックする
「方法の選択」画面で「ICカードまたはGビズIDアプリの利用」または「電子証明書ファイルの利用」を選択する
ICカードの場合は認証局サービス名を選択し、ICカードリーダライタにカードを挿入してパスワードを入力する。ファイルの場合は参照から.p12を指定しパスワードを入力する
「登録・更新内容確認」画面で電子証明書の有効期限が切れていないかを確認し「OK」をクリックする
「受付システムログイン用暗証番号入力」画面で利用者識別番号を確認し、パスワードを入力して送信する
送信完了後、e-Taxに接続しメッセージボックスの即時通知で再登録されたことを確認する
再登録後は、納税証明書交付請求書などに本人の電子署名を付与して再度送信します。作成コーナーをご利用の方は、画面の案内に従いマイナンバーカードで署名を付与して送信してください。
税理士が代理送信しているのにHUBH138Eが出たとき
税理士等が代理送信(本人署名を省略)する場合は、税理士等の電子証明書が必要です。受信通知が「税理士等の電子証明書が登録されているものと異なる」系のときは、国税庁「税理士等の電子証明書が登録されている電子証明書と異なるため…」(令和2年7月1日更新)に従い、次の点を確認します。1)本人送信のつもりで基本情報に税理士等の利用者識別番号が残っていないか。残っている場合は削除して本人証明書で送信するか、2)代理送信の場合は税理士等の正しい証明書を登録し直してから代理送信するか。判断に迷う場合は税理士と連携し、送信方法が正しいかを確認の上再送信します。
マイナンバーカードを更新・再発行した直後にエラーが出たとき
署名用電子証明書はマイナンバーカードの更新や再発行で内容が変わります。更新後は必ずe-Taxへ新しい証明書を再登録する必要があります。これはHUBH139Eの案内にも「電子証明書の更新・変更をしている場合には、新しい電子証明書をe-Taxへ再登録する必要があります」と明記されています。古い証明書のまま送信するとHUBH138EやHUBH139Eが再発します。
再送信前の最終チェックとメッセージボックスの確認
再送信前の確認項目
- 再登録した電子証明書の有効期限が切れていないこと(有効期限内のものか)
- 送信する手続に必要な署名が付与されていること(納税証明書交付請求は本人署名必須)
- 送信後の受信通知・メッセージボックスで「受信されました」またはエラーが解消されたことを確認すること
受信通知はe-Taxソフトまたは作成コーナーのメッセージボックスに格納されます。送信直後は処理中の場合があるため、数分後に再接続して最新通知を確認してください。
直らないとき・代理送信の送信方法が不明なときの問い合わせ先
上記を試しても解消しない場合や、代理送信の正しい送信方法がわからない場合は、所轄税務署またはe-Tax・作成コーナーヘルプデスクへお問い合わせください。問い合わせ時は「HUBH138Eの全文」「利用者識別番号(16桁)の頭数桁」「e-Taxソフトか作成コーナーか」「本人送信か代理送信か」「マイナンバーカード更新の有無」を伝えると案内がスムーズです。
よくある質問
HUBH138EとHUBH139Eの違いは何ですか。
HUBH138Eは本人の電子証明書が「未登録」の場合、HUBH139Eは「登録されているものと異なる証明書で署名した」場合に表示されます。139Eは電子証明書を更新したのに再登録していないときにも出ます。いずれも本人の正しい証明書を登録(再登録)して再送信します。
確定申告書等作成コーナーでもHUBH138Eは出ますか。
作成コーナーのマイナンバーカード方式では送信時にカードで署名するため、通常は事前登録は不要です。ただし、納税証明書交付請求など手続により本人署名が必須のものや、利用者情報に税理士情報が残っている場合は同様のエラーが出ることがあります。表示されたメッセージの全文に従って対応し、不明な場合はヘルプデスクへご確認ください。
電子証明書を再登録したのにまたHUBH138Eが出ます。
有効期限切れの証明書を登録していないか、別の利用者識別番号でログインしていないか、署名付与の手順を誤っていないかを確認します。ICカードの場合はカードの挿入とパスワード入力、ファイルの場合は正しい.p12とパスワードかを確認し、再度登録後に再送信してください。