e-Taxで「送信される方の利用者識別番号が申告等データ内の利用者識別番号と一致しません(HUBH012E/035E/077E)」と表示されたときは、送信時の利用者識別番号と申告データ内の納税者情報が一致していない状態です。納税者ご本人が正しい16桁の利用者識別番号で再ログインして再送信するか、税理士等が代理送信する場合は税務代理権限が有効な利用者識別番号かを確認して再送信します。作成コーナーで作ったデータの場合は「利用者識別番号等の入力」画面で本人の番号を入れ直して保存データを読み込み直します。

症状とエラーコードの意味を確認します

いずれも「誰が送信したか」と「申告データの中に記録された利用者識別番号(16桁)」が一致しないときに受信通知や即時通知に表示されます。国税庁のe-Taxよくある質問(2026年8月26日確認)では、同じ文面でも原因ごとにエラーコードが分かれています。

エラーコードと主な場面
エラーコード表示される主な場面直し方のポイント
HUBH012E申告等データを送信したとき。送信者が納税者本人でも税理士等でもないIDで送った場合納税者本人または税務代理権限のある税理士等のIDでログインし直して送信します
HUBH035E電子証明書の登録・更新をしたとき。登録対象のIDとログイン中のIDが違う場合登録する本人の利用者識別番号を確認し、そのIDでログインし直して登録・更新をやり直します
HUBH077E開始(変更等)届出書を送信したとき。作成した税理士等と送信した税理士等のIDが違う場合データを作成した税理士等のIDでログインして送信します

いずれの場合も、税理士等が代理で送ったときに表示されたときは、メッセージボックスに『税務代理利用可能の通知』が届いているか、届いた利用者識別番号の通知書に『依頼者の申告等を代理することができます』と記載されているかも併せて確認します。通知がなければ所轄の税務署に確認が必要です。出典:国税庁「送信される方の利用者識別番号が…一致しません」と表示されたら(令和2年7月1日更新)。

まず送信形態を切り分けます

同じメッセージでも、ご自身で送っているのか、税理士等が代理で送っているのかで確認先が変わります。次のいずれに当てはまるかを確認してください。

送信形態の切り分け

  • 納税者ご本人がe-Taxソフト/WEB版または作成コーナー経由で送信している
  • 税理士・税理士法人が納税者の委任を受けて代理送信している
  • 電子証明書の登録・更新や開始(変更等)届出書の送信時に表示された

本人送信でHUBH012Eが出たときの直し方

申告データを作成したときの納税者情報と、送信時に入力した利用者識別番号のどちらかに誤りがある可能性があります。次の順で確認します。

本人送信の確認順

  1. 入力した利用者識別番号(16桁)に誤りがないか、暗証番号とセットで確認します
  2. 申告データ内の氏名・住所等の納税者情報がご本人のものか確認します
  3. 作成コーナーで作成した場合は、保存データを開く前の『利用者識別番号等の入力』画面で本人の番号を入れ直したか確認します
  4. 誤りがなければ、e-Taxソフト/WEB版の再送信手順で『確認済み』にチェックして再送信します

確定申告書等作成コーナーで作ったデータの再入力手順

作成コーナーのヘルプ(2026年8月26日確認)では、利用者識別番号に誤りがあった場合の回復手順が次のとおり案内されています。

画面下の「ここまでの入力内容を保存」を押してデータを保存します。

作成コーナートップ画面で「保存データを利用して作成」を押します。

「提出方法の変更」を押します。

「e-Tax(ID・パスワード方式)」を押します。

「e-Taxを行う前の確認」で利用規約に同意し、「利用者識別番号等の入力」画面で申告される方ご本人の利用者識別番号と暗証番号を入力して「次へ」を押し、保存データを読み込んで作成を再開します。氏名等が本人の情報かも併せて確認します。

税理士等が代理送信してHUBH012Eが出たときの確認手順

代理送信では、送信者の利用者識別番号が『税務代理による利用が可能な番号』である必要があります。次の順で確認します。

代理送信の確認リスト

電子証明書の登録・更新でHUBH035Eが出たとき

「電子証明書の登録・更新」画面で、登録対象の利用者識別番号とログイン中の利用者識別番号が異なるとHUBH035Eが表示されます。登録を行う本人の利用者識別番号を確認し、その番号でログインし直して再び登録・更新を行ってください。

開始(変更等)届出書でHUBH077Eが出たとき

開始(変更等)届出書は、データを作成した税理士等と送信する税理士等の利用者識別番号が一致している必要があります。作成者と送信者のIDが違う場合は、データを作成した税理士等のIDでログインして送信し直してください。

e-Taxソフト/WEB版での再送信操作

納税者情報に誤りがないことが確認できた場合の再送信は、国税庁のe-Taxソフトの案内(2026年8月26日確認)で次のとおり示されています。

e-Taxソフトでは「送信可能一覧」から再送信するデータを選択し「送信」をクリックします。WEB版では「次へ(再送信する)」をクリックします。

「申告・申請書の内容の確認」画面で「確認済み」にチェックを入れ「OK」をクリックします。

受信通知の格納先フォルダにパスワードを設定している場合は、フォルダ選択画面でフォルダとパスワードを入力して「OK」を押します。前回と別のフォルダを選ぶこともできます。

よくある質問

HUBH012EとHUBH077Eはどう違いますか

HUBH012Eは申告等データの送信時に送信者IDとデータ内の納税者IDが一致しない場合、HUBH077Eは開始(変更等)届出書の送信時に作成者IDと送信者IDが一致しない場合に表示されます。いずれも送信に使ったIDを確認し、適切な本人または作成者のIDでログインし直して再送信してください。

税理士に依頼したのに自分で送信する必要がありますか

税務代理権限が有効な税理士等の利用者識別番号で代理送信できます。HUBH012Eが出たときは税理士等のメッセージボックスの『税務代理利用可能の通知』や通知書の記載を確認し、権限がなければ税理士等の所轄税務署へ確認のうえ、権限のあるIDで再送信します。ご自身で送る必要はありません。

作成コーナーでIDを入れ直しても直りません

保存データ読み込み前に『利用者識別番号等の入力』画面で本人のIDと暗証番号を正しく入れ直しているか、申告データ内の氏名等が本人の情報になっているかを再確認してください。共に正しい場合は、作成コーナーの手順どおり保存→提出方法の変更→e-Tax(ID・パスワード方式)→利用者識別番号再入力→保存データ読み込みで再開し、e-Taxソフト/WEB版の再送信手順で送信してください。

それでも解決しないときの相談先

上記を確認しても同じエラーが続く場合は、e-Taxの利用者識別番号・暗証番号の登録状況や税務代理権限の登録状況に個別の事情がある可能性があります。所轄の税務署または国税庁のe-Taxヘルプデスク(e-Taxホームページの「お問い合わせ」から確認できます)に、表示された正確なエラーコード(HUBH012E/035E/077E)と送信形態(本人/代理)を伝えて相談してください。