e-Taxで確定申告データを送信後に「HUBH009E:署名検証がエラーとなりました。申告等データの内容をご確認の上、再度送信してください」と表示されたら、e-Taxソフト(WEB版)のメッセージボックスで受付結果を確認し、マイナポータル連携で取り込んだ医療費通知等の控除証明書データが原因の可能性があるため該当データを削除して手入力に置き換え、再送信します。該当しない場合は申告データの内容を点検して修正後に再送信します。

HUBH009Eとは何か|e-Taxメッセージボックスに表示される署名検証エラー

HUBH009Eは、e-Taxで確定申告データを送信した後にメッセージボックスで通知される署名検証エラーです。画面上では「送信した申告データが受け付けられませんでした」と表示され、メッセージボックスの詳細に「HUBH009E:署名検証がエラーとなりました。申告等データの内容をご確認の上、再度送信してください。」と記載されます。署名検証は申告データの電子署名を検証する処理で、データ内容に誤りがあると検証が失敗します。2026年9月1日時点の国税庁「署名前チェック」に関する案内では、エラーが表示された場合は内容を確認しデータを修正後に再度署名を行うことが案内されています。

まず確認すること:e-Taxソフト(WEB版)のメッセージボックス

送信直後の画面だけでは原因が分からないため、必ずe-Taxソフト(WEB版)のメッセージボックスで正式な受付結果を確認します。

メッセージボックスの確認手順

  • 確定申告e-Taxオンラインで「送信した申告データが受け付けられませんでした」と表示されたら「e-Taxソフト(WEB版)を表示する」をクリックします
  • メニューから「メッセージボックス」を開き、受信した通知の一覧を確認します
  • 通知の本文に「HUBH009E:署名検証がエラーとなりました。申告等データの内容をご確認の上、再度送信してください。」と記載されているか確認します
  • HUBH009E以外(例:HUBH001E、HUBH011Eなど)の場合は別の対処が必要です

主な原因と切り分け

HUBH009Eは申告等データ全般の署名検証で発生しますが、弥生会計のサポート情報ではマイナポータル連携から取り込んだ控除証明書データが原因となっている可能性があると案内されています。特に医療費通知情報をマイナポータル連携で自動取得した場合に報告が多くなっています。一方で、連携以外のデータ誤りでも同じエラーは発生します。

原因別の切り分けと次の対応
原因の種類確認ポイント次の対応
マイナポータル連携の医療費通知・控除証明書データマイナポータル連携で医療費通知や控除証明書を自動取得した直後の送信か該当データを削除し、控除額を手入力して再送信します(弥生会計の手順)
その他の申告データの誤り連携以外の入力漏れ、必須項目の不備、全角・半角や日付形式の誤りなど国税庁の署名前チェック案内に従い、エラー箇所を修正して再署名・再送信します
通信環境や一時的な不具合再送信を試しても同じエラーが再現するか、ブラウザや端末を変えても再現するか時間をおいて再送信し、再現する場合はデータ側の修正を優先します

対処手順:マイナポータル連携の医療費通知が原因の場合(弥生会計の例)

弥生株式会社のサポート情報(2026年9月1日確認)では、HUBH009Eが表示されマイナポータル連携の控除証明書が原因と判断される場合、会計ソフト側で取り込んだデータを削除し、控除額を手入力してe-Tax送信を行うことが案内されています。操作前に申告モジュールのバージョンを確認します。

マイナポータル連携で取得した控除証明書データを削除します。弥生会計では「マイナポータル連携などにより取得した控除証明書データを削除するには」の手順で、電子的控除証明書データを削除します。削除すると医療費控除や寄附金控除の明細情報も同時に削除されるため、後で手入力が必要です。

医療費通知情報を手入力で再登録します。国税庁のマイナポータル連携特設ページでは、連携以外にも発行主体のホームページからダウンロードして手入力する方法が案内されています。医療機関等の領収書や医療費のお知らせをもとに、控除額を正確に入力します。

確定申告e-Taxオンラインで申告データを再送信します。e-Taxソフト(WEB版)で再度署名を行い、送信します。送信後は再度メッセージボックスで「受付されました」と表示されるか確認します。

上記で解消しない場合の一般的な確認

国税庁のe-Tax「署名前チェック」案内では、エラー内容を確認してデータを修正後に再度署名を行うことが基本とされています。HUBH009Eは署名検証エラー全般のメッセージのため、連携データ以外でも申告等データの内容に誤りがあれば発生します。

一般的なデータ確認の観点

  • 必須項目の入力漏れや全角・半角、住所・氏名の表記ゆれがないか
  • 医療費控除や寄附金控除以外の控除証明書データに不整合がないか
  • 確定申告書等作成コーナーで表示される入力チェックや警告を解消したか
  • 署名用電子証明書の有効期限や暗証番号の入力誤りがないか(別エラー HUBH011E などと区別)

再送信しても直らない場合の問い合わせ先

データ修正と再送信を試してもHUBH009Eが繰り返し表示される場合や、HUBH009E以外のエラーが表示される場合は、e-Taxのヘルプデスクへ問い合わせます。弥生会計の案内でも、HUBH009E以外は国税庁のe-Tax問い合わせ窓口へ連絡することが案内されています。

お問い合わせ 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)|国税庁e-Taxの問い合わせ窓口を確認する

問い合わせの際は、エラーコード「HUBH009E」、表示されたメッセージ全文、利用している申告作成方法(確定申告書等作成コーナー/弥生会計などの会計ソフト名とバージョン)、マイナポータル連携の利用有無、再現手順を伝えると案内がスムーズです。

補足:マイナポータル連携とは

マイナポータル連携は、年末調整や所得税確定申告で、マイナポータル経由で給与所得の源泉徴収票や控除証明書等のデータを一括取得し、申告書へ自動入力する機能です(国税庁マイナポータル連携特設ページ、2026年9月1日確認)。確定申告では国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」で、マイナンバーカードを利用してe-Taxで提出する場合に利用できます。事前準備が必要で、発行主体によっては連携完了からデータ取得まで数日かかる場合があります。

マイナポータル連携特設ページ|国税庁マイナポータル連携の仕組みを確認する

よくある質問

医療費通知以外でもHUBH009Eは発生しますか

はい、発生します。HUBH009Eは署名検証エラー全般のコードで、申告等データの内容に誤りがある場合に表示されます。マイナポータル連携の医療費通知は報告が多い一例で、他の控除証明書データや申告データの誤りでも同様のエラーが表示されることがあります。エラーメッセージに従い、申告データの内容を点検して修正後に再送信してください。

マイナポータル連携を使っていないのにHUBH009Eが出ました。どうすればよいですか

申告データの他の項目を点検します。国税庁の案内では、エラー箇所と内容を確認してデータを修正後に再度署名を行うことが案内されています。確定申告書等作成コーナーの入力チェックや、会計ソフトのバージョン確認を行い、エラーが解消しない場合はe-Taxヘルプデスクへエラーコードとともに問い合わせます。

HUBH009Eと他のHUBHエラー(HUBH001Eなど)の違いは何ですか

HUBH009Eは署名検証エラー、HUBH001Eはデータ形式エラー(例:財務諸表の利用できない文字)、HUBH011Eは電子証明書有効期限切れなど、コードごとに原因と対処が異なります。メッセージボックスに表示されたコードを正確に確認し、該当するエラー別の案内に従って対処してください。

まとめと次の行動

HUBH009E発生時の次の行動チェックリスト

当サイトの内容は参考情報です。具体的な手続き・条件は、管轄する行政機関やe-Taxヘルプデスクの最新案内をご確認ください。申告データの誤りは個別事情により判断が異なるため、正確な情報で再確認してから送信します。