「CC-E80024 利用者識別番号は廃止されています」は、入力した利用者識別番号(半角16桁)が廃止されているときに表示されます。二重に取得して古い番号を使っている場合や、過去に「取りやめ」の変更等届出書を提出していることが主な原因です。最新の正しい番号でマイナポータルの連携を解除・再連携するか、番号が不明なときは所轄の税務署で確認して再入力すれば解消します。
症状と前提の確認
次のいずれかの場面で、マイナポータル連携や作成コーナー経由でe-Taxを利用しようとした直後にCC-E80024が表示され、先に進めない状態です。申告書本体の入力はできても、送信や連携の段階で止まります。
CC-E80024が表示される主な場面
- 確定申告書等作成コーナーで「マイナポータル連携する」を選んで次へ進んだとき
- マイナポータルの「外部サイトとの連携」からe-Taxへログインしたとき
- e-Tax(WEB版や作成コーナー)で利用者識別番号を直接入力してログインしたとき
最初に確認するポイント
- エラー文面が「CC-E80024」または「入力した利用者識別番号は廃止されています」か
- 表示された番号に全角やスペース、入力ミスがないか
- 利用者識別番号を過去に2回以上取得していないか
- 過去にe-Taxの「取りやめ」の変更等届出書を提出していないか
主な原因は3パターンに分かれます
| パターン | 状況 | 次に取る行動 |
|---|---|---|
| A. 二重取得で旧番号が廃止 | 新しく取得し直したため古い方の番号が自動的に廃止された | 最新の番号を使い、マイナポータルの連携を再設定する |
| B. 「取りやめ」の届出を提出 | 過去にe-Taxの利用をやめる届出を出した | 新たに開始届出書を提出して新しい番号を取得する |
| C. 有効なのに連携情報が古い | ①過去IDあり ②マイナンバーカードは旧IDと連携 ③作成コーナーで「マイナポータル連携する」を選んだ、の3つが同時に成立 | 同じくマイナポータルの連携解除・再連携で解消する |
作成コーナーの公式案内では、AとBが基本原因とされつつ、Cのように①~③の全てに当てはまると、有効な番号なのにCC-E80024が表示される場合があると補足されています。いずれも「番号自体の再入力」だけではなく「マイナポータル側の連携情報の更新」がセットで必要になる点が共通です。
まず入力ミスと最新番号を切り分ける
慌てて新しい番号を取り直す前に、現在の手元にある番号が正しいかを確認します。新しい番号を重ねて取得すると、さらに古い番号が廃止され、過去の申告データが新しい番号では確認できなくなるため注意が必要です。
確認手順
- 半角16桁で正しく入力しているか、全角やハイフンの混入がないか確認する
- 過去に税務署やe-Taxから通知された利用者識別番号通知書や、e-Taxのメッセージボックスの受信通知に記載の番号と照合する
- 複数の番号の控えがある場合は、最も新しく発行された番号を正として扱う
- 正しい番号がどれか分からない場合は、新たに取得せず所轄の税務署に確認する
マイナポータルの連携を解除して再設定する手順
原因AとC、さらにBで新しい番号を取得した後は、マイナポータル側に残った古い連携情報を一度解除し、最新の番号で再連携し直すことでエラーは解消します。国税庁の公式手順は次の4ステップです。
マイナポータルアプリまたはマイナポータルにログインし、トップページ左上の「メニュー」から「外部サイトとの連携」を選びます。
「外部サイトとの連携」の一覧から「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」の「連携解除」を選び、同意して解除します。解除後は「外部サイトとの連携」一覧へ戻ります。
同じく「外部サイトとの連携」で「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」の「連携」を選びます。同意確認画面の案内に沿って進むと、e-Taxの画面へ遷移します。
e-Tax画面で「すでにe-Taxを利用したことがある方」を選び、最新の利用者識別番号で連携を設定します。設定完了後、改めて作成コーナーやe-Taxから申告手続きを開始してください。
作成コーナー(r4yokuaruのcid678、r6yokuaruのscid1413)とe-TaxのQ&A 55はいずれも同じ4ステップを案内しており、操作場所は「マイナポータル側の外部サイトとの連携」である点がポイントです。e-Tax側だけで番号を入力し直しても、マイナポータル側の古い連携が残っていると解消しません。
正しい番号が分からないときは所轄の税務署で確認する
公式Q&A 47では「正しい利用者識別番号が分からない場合は、所轄の税務署に確認してください」と案内されています。税務署では本人確認の上で正しい番号を案内します。電話や窓口での確認時は、マイナンバーカードや本人確認書類、過去の申告書の控えがあるとスムーズです。
税務署に確認する前に用意するとよいもの
- マイナンバーカードと4桁の暗証番号(利用者証明用)
- 過去に届いた利用者識別番号の通知書や受信通知の写し
- 申告者の氏名・住所・生年月日、マイナンバー(通知カードや resident情報)
「取りやめ」の変更等届出書を提出していた場合
過去にe-Taxの「取りやめ」の変更等届出書を提出していると、その番号自体が廃止されています。この場合は、マイナポータルの連携解除だけでなく、改めて「開始届出書」を提出(送信)して新たな利用者識別番号を取得し直す必要があります。取得後は前述の4ステップでマイナポータルと再連携してください。
特定納税専用手続きの廃止と混同しない
令和5年1月1日から、ATMやインターネットバンキングでの電子納税だけに使えた「特定納税専用手続の利用者識別番号」の区分は廃止されました。現在は「申告・納税等手続の利用者識別番号」へ区分変更されていますが、利用者識別番号や納税用確認番号自体は変更されず、引き続き同じ番号で電子納税を利用できます。CC-E80024の「廃止」とは別の制度変更のため、混同して再取得しないようにご注意ください。
それでも解消しないときの相談先
上記の連携解除・再連携と税務署での番号確認を行っても解消しないときは、次の窓口へエラーコード「CC-E80024」と操作手順(マイナポータル連携の有無、再取得の有無)を伝えて相談します。
相談先の目安
- 作成コーナーの使い方やエラー解消:作成コーナーヘルプデスク(国税庁の作成コーナー案内に記載)
- e-Taxの操作やログイン全般:e-Taxヘルプデスク
- 利用者識別番号の確認や税務上の取扱い:所轄の税務署
よくある質問
エラーが出たら新しく利用者識別番号を取得し直せば直りますか。
むやみに再取得しないでください。国税庁の公式案内では、二重取得が原因の場合は「最も新しい番号」を使うことが案内されています。新しく取得し直すと、さらに古い番号が廃止され、過去の申告履歴が分散します。まずは入力ミスの確認と、所轄の税務署での正しい番号の確認を優先し、どうしても必要なときだけ開始届出書から取得し、取得後は必ずマイナポータルの連携解除・再連携を行ってください。
古い利用者識別番号で送信した過去の確定申告データは、新しい番号で確認できますか。
利用者識別番号を複数取得すると、古い番号は廃止され、古い番号に紐づくメッセージボックスや申告履歴は新しい番号では自動的に引き継がれません。必要なデータは廃止前にe-Taxのメッセージボックスからダウンロードして保管し、不明点は所轄の税務署へ確認してください。
特定納税専用手続きの廃止が原因でCC-E80024が出ているのですか。
特定納税専用手続きの区分廃止は令和5年1月の制度変更で、利用者識別番号自体は変更されず、CC-E80024の直接の原因ではありません。CC-E80024は主に入力した番号が二重取得や取りやめで廃止されているときに表示されます。特定納税専用の通知が届いた方は、送付された案内に従い区分変更後の番号で利用を続けてください。
公式情報と確認日
本記事は国税庁の公式情報を基に作成し、2026年8月25日に最終確認しています。手続きの詳細や最新の案内は、必ず公式ページでご確認ください。