結論:マイナンバーカードの暗証番号を3回(署名用は5回)連続で間違えるとロックされます。利用者証明用(4桁)と署名用(6〜16桁)は、JPKI暗証番号リセットアプリで予約して24時間以内にコンビニのマルチコピー機で解除するか、住民票のある市区町村窓口で解除します。住民基本台帳用と券面事項入力補助用(各4桁)は窓口のみ、両方の電子証明書パスワードが不明な場合も窓口のみです。

暗証番号は4種類・ロック回数が異なります

マイナンバーカードと電子証明書には次の4種類の暗証番号があります。2026年8月27日時点の公式情報で確認しています。

4種類の暗証番号とロック回数
種類桁数主な用途ロック回数
署名用電子証明書英数字6〜16桁(大文字・数字各1以上)e-Taxの電子申請など署名が必要な手続き5回連続
利用者証明用電子証明書数字4桁マイナポータルのログイン、コンビニ交付、e-Tax初期登録など3回連続
住民基本台帳用数字4桁住所・氏名変更、広域住民票の交付など3回連続
券面事項入力補助用数字4桁ICチップの券面事項を読み取る手続き3回連続

コンビニと窓口どちらで解除できるか

ロックした種類と、もう一方のパスワードがわかるかどうかで、使える解除ルートが分かれます。

解除ルートの対応表
ロックした暗証番号コンビニ(アプリ+キオスク)市区町村窓口
利用者証明用(4桁)○ 署名用パスワードがわかれば可○
署名用(6〜16桁)○ 利用者証明用がわかれば可○
住民基本台帳用(4桁)× 対象外○
券面事項入力補助用(4桁)× 対象外○
利用者証明用と署名用の両方× 両方不明は不可○ 窓口のみ

コンビニ(スマホ+マルチコピー機)で解除する手順

全国のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ等の対応マルチコピー機で手続きできます。手数料は無料、端末は毎日6時30分から23時00分まで、アプリ予約はメンテナンス時を除き24時間可能です。

JPKI暗証番号リセットアプリをスマートフォンにダウンロードし、解除したい種類(利用者証明用または署名用)を選び、マイナンバーカードを読み取って逆側のパスワードと顔認証で事前予約します。

予約完了から24時間以内に、対応コンビニのマルチコピー機で「行政サービス」メニューを選び、マイナンバーカードをセットして画面の案内に従い新しい暗証番号を設定します。

コンビニ解除の持ち物と条件

  • マイナンバーカード本体
  • NFC対応スマートフォンとJPKI暗証番号リセットアプリ
  • 解除対象と逆のパスワード(利用者証明用を直すなら署名用、署名用を直すなら利用者証明用)
  • 新しい暗証番号(4桁または6〜16桁の要件を満たすもの)

市区町村窓口で解除する手順(本人が行く場合)

住民票のある市区町村の窓口(区役所・市役所・町村役場、支所・出張所)で即日再設定できます。受付は開庁時間内です。

窓口での本人手続きに必要なもの

  • マイナンバーカード
  • 本人確認書類(運転免許証や健康保険証など、自治体が定めるA・B区分の書類)

本人が行けないとき:代理人手続きの流れ

病気や仕事などで本人が窓口に行けない場合、任意代理人による手続きが可能です。多くの自治体で2回来庁が必要で、即日完了しません。

1回目:代理人が本人のマイナンバーカードと代理人本人の本人確認書類を持って窓口へ行き、依頼を申し出ます。自治体から本人宛に照会書兼回答書・委任状・暗証番号記載票が転送不要郵便で届きます。

本人が回答書・委任状に必要事項を記入し、暗証番号は代理人に知られないよう封筒に入れて封をします。

2回目:代理人が本人のマイナンバーカード、照会書一式(封緘済み)、本人と代理人それぞれの本人確認書類を持って再来庁し、手続きを完了します。

法定代理人(15歳未満の親権者や成年後見人)が同行する場合は、戸籍謄本や登記事項証明書等の資格証明書を追加で求められることがあります。即日対応できる場合もあるため、事前にマイナンバーコールセンター等へ確認してください。

解除できない・待てないときの対処

よくあるつまずきと対処

  • 電子証明書の有効期限切れでコンビニが使えない:窓口で電子証明書の発行・更新と併せて再設定してください。
  • 暗証番号を思い出せない:再設定で新しい番号を設定できます。古い番号の照会はできません。
  • すぐにe-Taxやマイナポータルを使いたい:4桁の利用者証明用は即時反映、署名用は24時間後です。急ぎの電子申請は翌日以降に試してください。
  • 窓口の混雑が心配:江戸川区や板橋区の例では土曜・日曜開庁日でも一部手続きが可能です。自治体の開庁カレンダーを確認してください。

よくある質問

3回間違えたら時間が経てば自動でロックは解除されますか?

自動では解除されません。コンビニまたは市区町村窓口で初期化・再設定の手続きが必要です。

コンビニのマルチコピー機だけで完結しますか?スマホは必要ですか?

必要です。事前にJPKI暗証番号リセットアプリで予約し、顔認証と逆側パスワードで本人確認してから、24時間以内にキオスク端末で新しい暗証番号を設定します。アプリなしで端末だけでは手続きできません。

4つの暗証番号は同じ番号にできますか?

利用者証明用・住民基本台帳用・券面事項入力補助用の3つ(いずれも4桁)は同じ番号に設定できます。署名用(6〜16桁)は別要件のため同じにはできません。

まとめと次の行動

まずはどの暗証番号がロックされたかを確認し、もう一方のパスワードがわかるかでルートを選びます。わかる場合はアプリ予約から24時間以内にコンビニで、わからない場合や住民票用・券面補助用、電子証明書期限切れの場合は市区町村窓口へマイナンバーカードを持参してください。手続き後は署名用の反映に24時間かかる点に注意し、翌日以降にマイナポータルやe-Taxの動作を確認してください。

当サイトの内容は参考情報です。手続きの詳細や持ち物、受付時間、代理人時の書類は住民票のある市区町村の最新案内をご確認ください。