結論:利用者証明用は3回連続でロック、署名用がわかればコンビニで再設定できます
マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)を3回連続で間違えるとロックがかかり、コンビニやマイナポータルではそのまま使えなくなります。署名用電子証明書の暗証番号(英数字6~16文字)がわかる場合は、スマートフォンの「JPKI暗証番号リセット」アプリで予約し、24時間以内にコンビニ等のキオスク端末(利用時間6:30~23:00)で新しい4桁を設定できます。両方の暗証番号がわからない場合や、住民基本台帳用・券面事項入力補助用の暗証番号がロックした場合はコンビニでは再設定できず、住民票のある市区町村窓口での手続きが必要です。2026年8月25日時点の公式情報で確認しています。
4つの暗証番号とロック回数の違いを整理
マイナンバーカードには4種類の暗証番号があり、ロック回数とコンビニ再設定の可否が異なります。混同しないよう、まず自分のどの暗証番号がロックされたかを確認します。
| 暗証番号の種類 | 形式 | ロックまでの回数 | コンビニ再設定 |
|---|---|---|---|
| 署名用電子証明書 | 英数字6~16文字 | 5回連続 | 可能(利用者証明用4桁がわかる場合) |
| 利用者証明用電子証明書 | 数字4桁 | 3回連続 | 可能(署名用6~16文字がわかる場合) |
| 住民基本台帳用 | 数字4桁 | 3回連続 | 不可(窓口のみ) |
| 券面事項入力補助用 | 数字4桁 | 3回連続 | 不可(窓口のみ) |
コンビニと窓口の条件分岐を判断する
どちらのルートになるかは、もう一方の電子証明書暗証番号がわかるかどうかで決まります。
条件分岐
- 署名用は覚えているが利用者証明用を3回間違えてロック → コンビニで再設定できます
- 利用者証明用は覚えているが署名用を5回間違えてロック → コンビニで再設定できます(手順は逆)
- 署名用も利用者証明用も忘れた・両方ロック → コンビニ不可、窓口での再設定のみです
- 住民基本台帳用または券面事項入力補助用がロック → コンビニ不可、窓口での再設定のみです
手順1:コンビニで利用者証明用暗証番号を再設定する(JPKIアプリ+キオスク)
署名用パスワードがわかる場合の、利用者証明用(4桁)をコンビニで初期化・再設定する手順です。手数料は無料です。
スマートフォンに「JPKI暗証番号リセット」アプリをインストールします。NFC搭載で対応機種であることを、JPKIポータルの動作環境リストで確認します。
アプリを起動し、マイナンバーカードをスマホにかざして「利用者証明用暗証番号」を選択、署名用電子証明書の暗証番号(英数字6~16文字)を入力して予約します。
予約後24時間以内に、対応しているコンビニ等のキオスク端末(マルチコピー機)で「行政サービス」を選択します。画面の案内に従い、署名用パスワードを再入力します。利用可能時間は6:30~23:00です。
キオスク端末で新しい利用者証明用暗証番号(数字4桁)を入力し、再設定を完了します。24時間を過ぎた場合は、再度アプリから予約し直してください。
対応店舗は電子証明書の種類で異なります。五所川原市の案内では、署名用はセブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・イオン等、利用者証明用はセブンイレブン・イオン・フジ等が例示されています。詳細と最新設置先はJPKIポータルのキオスク案内ページで確認できます。電子証明書の有効期限が切れている場合は、本サービス自体が利用できません。
手順2:市区町村窓口で再設定する
コンビニが使えない場合や、住民基本台帳用・券面事項入力補助用のロック時は、住民票のある市区町村窓口で手続きします。
窓口での必要書類と注意点
- 本人が行く場合:本人のマイナンバーカードと、本人確認書類(A1点またはB2点)
- 代理人が行く場合:事前に市区町村へ電話し、照会書兼回答書(委任状に相当)を本人宛てに郵送してもらい、本人が記入・封緘したものと、本人のマイナンバーカード、代理人の本人確認書類を持参します
- 手数料は無料ですが、自治体により受付時間や予約要否が異なるため、事前にウェブサイトや電話で確認します
- 代理人による手続き後は、セキュリティのため本人が後日暗証番号を変更することが推奨されています
よくあるつまずきと対処
つまずき例
- アプリで暗証番号を入れても進まない → 入力しているのは逆の暗証番号ではないか確認します。利用者証明用を再設定する際に入力するのは署名用パスワードです
- コンビニのキオスクに「行政サービス」が見当たらない → 対応外の店舗や機器です。別の対応店舗を探すか、窓口へ切り替えます
- 24時間を過ぎてしまった → 予約は無効です。アプリから再度予約します
- ロック前で暗証番号を変えたいだけ → ロック前ならマイナポータルやJPKI利用者ソフト(パソコン)でも変更できます。ロック後はコンビニまたは窓口の初期化が必要です
よくある質問
署名用も利用者証明用もわからないときは、コンビニで片方だけ解除できますか?
できません。どちらか一方の暗証番号がわかることがコンビニ再設定の条件です。両方忘れた、または両方ロックされた場合は、いずれもコンビニでは初期化できず、住民票のある市区町村窓口での再設定が必要です。窓口では本人確認のうえ、両方の暗証番号を再設定できます。
コンビニ再設定は何時までできますか?翌日でも大丈夫ですか?
アプリでの予約は原則24時間可能ですが、キオスク端末での手続きは6:30~23:00に限られます。予約完了から24時間以内にキオスクで手続きを完了する必要があります。24時間を過ぎると予約は無効となり、再度アプリから予約し直してください。電子証明書の有効期限が切れている場合は、コンビニ再設定自体が利用できません。
利用者証明用と券面事項入力補助用は同じ4桁ですが、同じ番号を設定できますか?
設定できます。市区町村によっては同じ番号を推奨する場合もありますが、ロック回数はそれぞれ独立して3回でカウントされます。券面事項入力補助用がロックしても利用者証明用はロックされませんが、券面事項入力補助用はコンビニでの初期化対象外のため、ロック時は窓口での再設定が必要です。
問い合わせ先と次の行動
手続きに迷ったときは、マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178(平日・土日祝 9:00~20:00)または住民票のある市区町村の市民課・マイナンバー担当窓口へお問い合わせください。コンビニ再設定を試す場合は、署名用パスワードを手元に用意し、対応店舗と時間(6:30~23:00)を確認してからアプリで予約するとスムーズです。
本記事は2026年8月25日時点の公式情報に基づき作成しています。制度やアプリ、対応店舗は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。