後期高齢者医療保険料の納付書が届かない場合、まず自分が「特別徴収(年金からの天引き)」に該当するかを確認してください。公的年金を受給していて年額18万円以上の方は原則として特別徴収になり、この場合は納付書は届かず、毎年7月頃に保険料の決定通知・納入通知が送られます。特別徴収の対象外で「普通徴収」となる人は、毎年7月頃に保険料決定通知へ納付書が同封されるのが原則で、75歳で新規加入した人や転入した人は加入・転入月の翌月以降に郵送されます。届かない・紛失した場合は、お住まいの市区町村の後期高齢者医療制度担当窓口へ問い合わせて再発行を依頼しましょう(2026年8月15日時点の公式案内に基づく)。

まず確認する:特別徴収(年金天引き)か、普通徴収か

後期高齢者医療保険料の納め方は、年金からの天引き(特別徴収)と、納付書や口座振替による納付(普通徴収)の2通りです(東京都後期高齢者医療広域連合)。公的年金の受給額が年額18万円以上の方は、原則として年金からの天引きになります。年金天引きの対象となる人には納付書が送られず、毎年7月下旬頃に保険料の決定通知・納入通知が届きます(国分寺市)。

特別徴収の対象外となる主なケース

  • 介護保険料の徴収対象となっている年金が年額18万円未満の場合(複数の年金の合算ではありません)
  • 介護保険料と後期高齢者医療保険料の合算額が、対象となる年金の1回当たりの受給額の2分の1を超える場合
  • 年度の途中で保険料が減額または増額になった場合(増額分は納付書で納めます)
  • 年金の支払調整・差止め・年金からの借り入れなどがあった場合
  • 年度の途中で転居し、お住まいの市区町村が変わった場合(しばらくの間)
  • 年度の途中で後期高齢者医療制度の対象となった場合(しばらくの間)

普通徴収(納付書払い)の人の納付書が届く時期

特別徴収の対象外となる人は、お住まいの市区町村から送付される納付書、または口座振替で納めます(東京都後期高齢者医療広域連合)。納付書が届く時期は次のとおりです。発送日や回数は自治体により前後するため、目安として確認してください。

納付書が届く時期の目安

  • 通常の年度分:毎年7月頃、保険料決定通知(賦課決定通知書)に納付書が同封されます。支払いは原則として8月から始まり、7月から翌年2月までの8回払いの例があります(美祢市・国分寺市)
  • 75歳で新規加入した人:誕生月(加入月)の翌月に保険料通知と納付書が郵送されます(美祢市)。市区町村によっては加入月の翌月から翌々月頃(国分寺市)
  • 年度の途中で転入した人:原則として転入届出の翌月に保険料通知と納付書が郵送されます(美祢市)
  • 年度の途中で年金天引きへ切り替わる人・当該年度が納付書払いの人:毎年7月下旬頃に送付される「保険料賦課決定通知書」に納付書が同封されます(国分寺市)

「年金天引きだったのに納付書が届いた」とき

後期高齢者医療制度に加入すると保険者が変わるため、それまで受けていた年金天引きがそのまま継続できないことがあります。加入直後は普通徴収(納付書・口座振替)から始まり、対象となる場合は加入から半年から1年ほどで自動的に年金天引きへ切り替わります(船橋市・北九州市)。

加入直後に確認すること

  • 年金天引きが始まるまでの間は、翌月に届く納付書で支払うか、口座振替を申し込みます(4月・5月加入の人は7月に納付書が届く例があります)
  • 口座振替を希望する場合は、以前に国民健康保険料で口座振替をしていても、改めて後期高齢者医療保険料の口座振替を登録する必要があります
  • 口座振替の登録が済んでいても、年金天引きができる場合は年金天引きが優先される場合があります(船橋市)
  • 口座振替の開始までに2〜3か月かかる自治体があります。開始前に納期限を迎える分は納付書で支払います(北九州市)

納付書が届かない・紛失したときの確認順

送付時期を過ぎているかを確認します。通常の年度分は毎年7月頃、75歳での新規加入・転入の場合は加入・転入月の翌月以降が目安です。まだ時期前なら、もう少し待ちます。

家族が受け取っていないかを確認します。本人が入院中・施設入所中の場合など、家族が先に受け取っていることがあります。転送不要郵便として返送されると再送されないため、不在時は郵便局で確認する必要がある場合もあります。

年金天引きになっていないかを再確認します。特別徴収の人は納付書が届きません。年金の支給日(偶数月の15日)の前後に保険料が引かれているかを確認しましょう(国分寺市)。

お住まいの市区町村の後期高齢者医療制度担当窓口へ問い合わせます。被保険者証(資格確認書)や基礎年金番号など、本人を特定できる情報を準備して連絡します。納付書の再発行を依頼できます(美祢市)。

再発行された納付書で納付するか、口座振替を申し込みます。再発行の手続きや発送までの日数は自治体により異なるため、窓口で確認します。

保険料の納め方(東京都後期高齢者医療広域連合)東京都後期高齢者医療広域連合「保険料の納め方」で、特別徴収・普通徴収の詳細と問い合わせ先を確認する

納付方法と納期限

納付方法の種類

  • 納付書:金融機関の窓口などで支払います(北九州市)。支払い方法の詳細は納付書に同封された案内や自治体の公式サイトで確認します
  • 口座振替:お住まいの市区町村の窓口、金融機関、自治体によってはWeb受付サービスから申し込みます(北九州市)。本人以外に世帯主や配偶者などの名義の口座も指定できる場合があります(東京都後期高齢者医療広域連合)
  • 納期限:原則として納付月の月末です。納期限を過ぎると督促状が送付され、延滞金・滞納処分・保険給付の制限の対象になる場合があります(東京都後期高齢者医療広域連合)

納付が難しいとき

災害や失業などで保険料の納付が難しい場合は、納付書が届く前でも、お住まいの市区町村の後期高齢者医療制度担当窓口へ早めに相談してください。一定の事情により保険料が減免される制度があります(東京都後期高齢者医療広域連合・北九州市)。減免の申請期限や必要書類は自治体により異なるため、窓口で確認します。

よくある質問

年金天引きのはずなのに納付書が届きました。どうしてですか?

後期高齢者医療制度への加入直後は、保険者が変わることで年金天引きが継続できず、普通徴収(納付書・口座振替)から始まることがあります。対象となる場合は加入から半年から1年ほどで自動的に年金天引きへ切り替わります(船橋市・北九州市)。

75歳になったばかりです。納付書はいつ届きますか?

自治体によって異なりますが、新規加入の人は誕生月(加入月)の翌月に保険料通知と納付書が郵送される例があります。4月・5月加入の場合は7月に届く例もあります(美祢市・北九州市)。

納付書を紛失しました。再発行できますか?

再発行できます。お住まいの市区町村の後期高齢者医療制度担当窓口へ電話などで依頼します(美祢市)。手続きや発送までの日数は自治体により異なります。

転入したら納付書はいつ届きますか?

原則として転入届出の翌月に保険料通知と納付書が郵送されます(美祢市)。また、年度の途中で市区町村が変わった場合、しばらくの間は特別徴収の対象外となり、納付書で納めることになります(東京都後期高齢者医療広域連合)。

公式情報と確認日

関連する手続きと次の行動

納付書とあわせて、加入時の書類や保険証の扱いを確認しておくと安心です。後期高齢者医療の資格確認書や、同じく自治体から届く介護保険の書類に関する確認手順もご覧ください。

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