教育訓練給付金の「支給要件照会」を出したのに回答書が届かないときは、回答書の交付方法を確認します。ハローワークでは照会票の内容を確認後、窓口で提出した場合は即日、郵送や代理人提出の場合は後日ご自宅宛に「教育訓練給付金支給要件回答書」が交付・送付されます。電話での照会はトラブルのもとになるため受け付けていませんので、届かない場合は提出したハローワークへ本人確認書類を持参してご確認ください。

支給要件照会と回答書とは

支給要件照会は、受講開始(予定)日時点で教育訓練給付金の受給資格があるか、希望する講座が厚生労働大臣の指定を受けているかを、ハローワークで事前に確認する手続きです。確認結果は「教育訓練給付金支給要件回答書」で通知されます。受講前の必須手続きではありませんが、専門実践教育訓練や特定一般教育訓練では受講開始日の2週間前までに受給資格確認が必要なため、照会で事前に見通しを確認しておくと安心です。

回答書の交付方法と届くまでの目安

交付方法と目安
提出方法回答書の交付方法届くまでの目安
窓口で本人が提出即日、窓口で交付当日中
窓口で代理人が提出即日、代理人に交付(委任状が必要)当日中
郵送で提出後日、本人住所宛に郵送到着後おおむね1週間程度(郵便事情により前後します)
電子申請(e-Gov)ハローワークで審査後に交付・送付審査後に交付。詳細はハローワークへ確認します

回答書が届かない主な原因とチェックポイント

届かないときのチェックリスト

  • 窓口で提出したのにその場で受け取っていない → 本来は即日交付です。カウンターで渡された書類の中に回答書が含まれていないか確認します
  • 郵送で提出してから1週間以上経過している → 郵便事情や審査状況で遅れている場合があります。投函日と管轄ハローワークの所在地を確認します
  • 住所に変更があった・旧住所で照会した → 回答書は照会票に記載した住居所宛に送付されます。転居直後の場合は住民票の住所と照会票の住所が一致しているか確認します
  • 代理人提出で委任状が不足していた → 不備があると交付できない場合があります。委任状の文例どおりに住所・氏名・印を記載したか確認します
  • 本人確認書類のコピーが不鮮明・不足していた → 運転免許証、国民健康保険被保険者証、住民票の写し、印鑑証明書などのいずれか、または雇用保険被保険者証のコピーが必要です。郵送時はコピーに限られます(住民票の写し・印鑑証明書は原本可)

届かないときの確認・再交付の手順

提出したハローワークと提出方法を確認します。窓口提出なら受付時の控え、郵送なら投函日と簡易書留等の控え、電子申請なら申請履歴を確認します。管轄は住所を管轄するハローワークです。

郵送の場合は投函から1週間程度待ちます。1週間を過ぎても届かない、窓口で受け取っていない場合は、管轄のハローワークへ連絡のうえ来所の準備をします。連絡先はハローワークの所在地一覧で確認できます。

ハローワーク窓口で再確認・再交付を依頼します。持参するものは、本人確認・住居所確認書類(運転免許証など)または雇用保険被保険者証のコピー、照会票の控え(あれば)、代理人の場合は委任状です。窓口で再度本人確認のうえ、回答書の交付状況を確認し、未交付であれば即日交付、郵送済みであれば再送の手続きを案内してもらえます。

支給要件照会に必要な書類(再提出時も同様です)

必要書類

  • 教育訓練給付金支給要件照会票(ハローワークインターネットサービスで作成・印刷したもの。A4白色用紙に等倍100%で印刷し、基準マークにかすれがないか確認します)
  • 本人確認・住居所確認書類のいずれか(運転免許証、国民健康保険被保険者証、雇用保険受給資格者証、出稼労働者手帳、住民票の写し、印鑑証明書等のいずれか。コピー可。郵送時はコピー、または住民票の写し・印鑑証明書の原本)または雇用保険被保険者証のコピー
  • 代理人による提出の場合は委任状(例:「私は、(代理人住所)に住む(代理人氏名)を代理人に定めて、(本人住居所管轄安定所)に教育訓練給付金支給要件照会票及び確認書類を提出することを委任します。(本人住居所・氏名・印)(委任年月日)」)

電子申請で照会した場合の注意点

教育訓練給付金の手続きはe-Gov電子申請でも可能です。手続検索で「教育訓練給付金」と入力して表示される「教育訓練給付金支給要件照会」に相当する手続きから進みます。電子申請の場合も回答書はハローワークでの審査後に交付または送付されます。マイページ等で即時に結果が表示されるわけではありませんので、審査状況は管轄のハローワークへお問い合わせください。

回答書がなくても受講や支給申請はできますか

回答書はあくまで事前の照会結果です。回答書が手元になくても、受給要件を満たしていれば受講・修了後の支給申請は可能です。ただし、支給要件期間(原則3年以上、初回は1〜2年以上)や「受講開始日前3年以内に教育訓練給付金を受給していない」などの要件を満たさないと支給されません。不安な場合は受講前に必ずハローワークで要件を確認してください。

よくある質問

郵送で照会しました。どのくらいで回答書は届きますか?

ハローワークでの確認後、回答書は本人の住所宛に送付されます。目安はハローワーク到着後おおむね1週間程度ですが、郵便事情や混雑により前後します。1週間を過ぎても届かない場合は、管轄のハローワークへお問い合わせのうえ、本人確認書類を持参して窓口で交付状況を確認してください。

電話で支給要件の有無だけ教えてもらえますか?

できません。ハローワークの公式案内で「電話による照会は、トラブルのもとになるおそれがあるため、受け付けていません」とされています。本人来所、代理人、郵送、電子申請のいずれかで照会票と本人確認書類を提出してください。

回答書を紛失しました。再発行できますか?

できます。住所を管轄するハローワーク窓口で、本人確認書類を提示して再交付を依頼してください。郵送での再交付を希望する場合は、ハローワークへご相談のうえ、必要な書類のコピーを添えて依頼します。

照会票の被保険者番号がわかりません。空欄でも照会できますか?

被保険者番号が不明な場合は空欄のまま提出し、ハローワークで雇用保険の加入記録から確認してもらうことができます。ただし、確認に時間がかかる場合があります。手元に雇用保険被保険者証や離職票がある場合は、下段10桁を所定の欄に記入するとスムーズです。番号が16桁(上6桁・下10桁)の場合は、下段10桁のうち最初の4桁を最初の欄に、残り6桁を「-」に続く真ん中の欄に入力します。

まとめと次の行動

回答書が届かないときは、まず提出方法を確認します。窓口提出ならその場で交付されるため受け取り漏れを確認し、郵送なら1週間程度待ったうえで管轄のハローワークへ確認します。電話での照会はできませんので、本人確認書類を持参して窓口で再交付を依頼するのが確実です。受講開始日が迫っている場合は、早めにハローワークへご相談ください。