受信通知に「HUBH034E:電子証明書の失効確認時にエラーが発生しました」と表示された場合は、通信が不安定か添付した電子証明書に不具合がある状態です。まず通信環境を確認し、電子証明書を再添付して再送信します。解消しないときは推奨環境の確認・パソコンのシャットダウン・e-Taxソフトのバージョン確認の順で切り分け、ヘルプデスクへご相談ください。
エラーが表示される場面と確認ポイント
HUBH034Eは、e-Taxソフトやe-Taxソフト(WEB版)、確定申告書等作成コーナーから送信したあと、メッセージボックスの受信通知に表示されるエラーです。申告データ自体は国税庁側で収受されていないため、原因を切り分けて再送信が必要です。表示された受信通知のエラー全文を必ず控えておきます。
主な原因
HUBH034Eの主な原因は次のとおりです。
- 通信状況が一時的に不安定になっている
- 添付した電子証明書に不具合がある(失効・有効期限切れ・破損・誤った証明書の添付)
- 利用端末がe-Taxの推奨環境を満たしていない
- e-Taxソフトや事前準備セットアップが最新でない
- 一時的なシステム要因やセキュリティソフト等の影響
まず試す直し方(通信と証明書の再添付)
国税庁の公式FAQでは、HUBH034Eは通信の不安定または電子証明書の不具合が原因と案内されています。次の2点をまず確認します。
通信状況を確認します。有線・Wi-Fiの接続を確認し、可能であれば安定した回線に切り替えます。VPNやテザリング、公共Wi-Fiなど不安定な回線は避けてください。
添付した電子証明書を確認し、再添付します。マイナンバーカードの署名用電子証明書が有効か、有効期限(発行から5回目の誕生日)が切れていないかを確認し、e-Taxソフトの「利用者情報登録→電子証明書登録・更新」または作成コーナーの証明書読込画面で再登録のうえ、申告データを再作成して再送信します。
再添付時は、ICカードリーダライタにマイナンバーカードが正しくセットされているか、複数台のカードリーダが接続されていないかも確認します。
直らないときに順に確認すること
上記で解消しない場合は、公式のトラブルシューティングで案内されている順に切り分けます。e-TaxソフトとWEB版・作成コーナーで手順が異なります。
e-Taxソフトをご利用の場合
e-Taxソフトの切り分け手順
- 推奨環境を満たしているか確認します(OS・ブラウザ)。
- パソコンの電源をシャットダウンします。再起動ではなく、確実にシャットダウンしてください。
- e-Taxソフトを最新バージョンにバージョンアップします。起動時の「バージョンアッププログラム接続確認」で確認できます。
- 解消しないときは、e-Taxソフトとルート証明書・中間証明書をアンインストール後、再インストールします。マニュアル「2 準備する」を参照します。
- 利用者ファイルを新規作成して、再度操作します。マニュアル「4 利用者ファイルを作成する」を参照します。
e-Taxソフト(WEB版)・作成コーナー・NISAコーナーをご利用の場合
WEB版等の切り分け手順
- 現在ログインしているWindowsユーザーで、事前準備セットアップをインストール(再インストール)します。
- 既にインストール済みでも、上書きで再インストールを実施します。
- インターネットオプションの設定や、複数台のICカードリーダライタの無効化で解消する場合があります。
原因と対処の早見表
| 症状・状況 | 考えられる原因 | 次の対処 |
|---|---|---|
| 送信直後にHUBH034Eが毎回出る | 電子証明書の不具合・失効 | 証明書の有効期限を確認し、再登録後に申告データを再作成・再送信 |
| 時間帯や回線を変えると成功する | 通信の一時的な不安定 | 安定した回線で再送信、時間を置いて再試行 |
| 推奨外のOS・ブラウザで利用 | 推奨環境外 | 推奨環境の端末・ブラウザで再試行 |
| 長期間バージョンアップしていない | ソフトが旧バージョン | e-Taxソフトまたは事前準備セットアップを最新化 |
| 上記すべてで解消しない | 端末固有の要因 | エラーメッセージ・バージョン・環境を控えてヘルプデスクへ相談 |
ヘルプデスクへ相談するときに伝えること
切り分けても解消しないときは、e-Tax・作成コーナーヘルプデスクへお問い合わせください。電話では次の3点の確認を求められます。
ヘルプデスクで確認される事項
- 表示されたエラーメッセージ全文(HUBH034Eを含む全文)
- e-Taxソフトのバージョン(e-Taxソフトを起動→ヘルプ→バージョン情報)
- パソコンの環境(OSとブラウザのバージョン)
ヘルプデスクの電話番号は0570-01-5901(ナビダイヤル、平日9時〜17時、休祝日・12月29日〜1月3日除く)または03-5638-5171です。定額制のスマホプランではナビダイヤルにつながらない場合があります。受付時間は変更されることがあります。税務相談やマイナンバーカード自体の操作は対象外のため、内容により電話相談センターやマイナンバー総合フリーダイヤルを案内されることがあります。
e-Tax・作成コーナーヘルプデスク(国税庁)e-Tax・作成コーナーヘルプデスクの連絡先と受付時間を確認するe-TaxソフトとWEB版・作成コーナーの違い
HUBH034Eは送信時に電子証明書の失効確認を行う仕組みのため、どの送信経路でも発生し得ます。e-Taxソフトでは利用者ファイルと証明書登録が、WEB版・作成コーナーでは事前準備セットアップの状態が影響します。どちらの経路でも、通信と証明書の再添付が最初の切り分けになり、次に推奨環境とバージョンの確認が共通の対処です。
よくある質問
通信は安定しているのにHUBH034Eが出ます。何を確認すればよいですか。
通信以外の要因として、電子証明書の不具合が考えられます。署名用電子証明書の有効期限(発行から5回目の誕生日)が切れていないか、別の方のカードや古い証明書を添付していないかを確認し、再登録のうえ申告データを再作成して再送信してください。
何度再送信しても同じエラーになります。
同じデータの再送信を繰り返す前に、推奨環境の確認→PCのシャットダウン→e-Taxソフトまたは事前準備セットアップの再インストール→利用者ファイルの新規作成の順で切り分けてください。それでも解消しないときは、エラーメッセージ・バージョン・OS/ブラウザを控えてヘルプデスクへご相談ください。
確定申告書等作成コーナーでもHUBH034Eは出ますか。
はい。作成コーナーからe-Tax送信する際にも、通信や電子証明書の状態により同じエラーが表示されることがあります。通信確認と証明書の再読込、推奨環境と事前準備セットアップの再インストールで切り分けてください。
まとめと次の行動
HUBH034Eは通信か電子証明書が原因のエラーです。通信確認→証明書の再添付・再作成・再送信→推奨環境・シャットダウン・バージョン確認→事前準備セットアップ/利用者ファイルの見直しの順で切り分け、解消しないときは3点(エラー全文・バージョン・環境)を添えてヘルプデスクへ相談します。申告期限内の再送信を忘れずに行ってください。