マイナポータルで引越しの「やることリスト」が表示されないときは、マイナポータルの「やること」で該当の手続を開き、処理状況が「完了」か、入力内容に該当する関連手続きがあるか、自治体やマイナポータルが照会に対応しているかをご確認ください。全国共通では転出届はマイナポータルで提出できますが、転入届は窓口での対面手続きが必要で、当日中の来庁や「完了」前の来庁では反映されません。
やることリストとは・どこで確認できますか
マイナポータルの「やること」は、マイナポータルで申請した手続の処理状況を照会するメニューです。トップページ下部の「やること」を選択し、手続を選ぶと「申請状況」「申請内容(申請日時・受付番号・申請先)」「申請先からの連絡内容」が表示されます。引越しの場合は「これまでの住所の自治体への申請状況」「新しい住所の自治体への申請状況」が分かれて表示され、「これまでの住所の自治体での手続案内」「新しい住所の自治体での手続案内」ボタンから必要な手続きを確認できます。地方公共団体によって利用できるサービスが異なるとマニュアルに記載されています。
表示されない主な原因5つ
表示されないときの典型的な原因
- マイナポータルに正しくログインできていない/電子証明書が有効でない(署名用電子証明書の失効・有効期限切れ・暗証番号誤り)
- 転出届の処理がまだ「審査待ち」「処理中」で「完了」になっていない(当日中の来庁や来庁予定日より前の来庁)
- 入力内容に該当する国民健康保険・児童手当などの関連手続きがなく、表示対象がない
- 申請先の市区町村や手続が「やること」の照会機能に対応していない(申請状況が「提出済」で確認不可)
- 転出予定日を過ぎて署名用電子証明書が失効し、オンラインでの確認や取消ができなくなっている
原因別の確認手順と対処法
マイナポータルへのログインとマイナンバーカードを確認します。電子証明書が有効なマイナンバーカード、iPhoneのマイナンバーカード、またはスマホ用電子証明書でログインしているか、署名用電子証明書の有効期限が切れていないか、暗証番号を3回以上間違えてロックしていないかを確認します。ロック時は市区町村窓口で再設定が必要です。スマホ用電子証明書で転出届を出した場合でも、転入時のマイナンバーカード更新は必要です。
「やること」で転出届の処理状況を確認します。「審査待ち」「審査中」「処理中」の場合は自治体の開庁時間に合わせた処理を待ってください。「提出済」と表示される場合は、申請先が照会機能に対応していないため状況確認ができません。正式な処理状況は転出元市区町村へお問い合わせください。「エラー」「申請失敗」の場合はエラー内容を確認し、再申請が必要か連絡内容をご確認ください。
入力内容に応じて表示される関連手続きを確認します。デジタル庁の説明では、国民健康保険、国民年金、介護保険などの手続が別途必要な場合があり、手続時の入力内容に応じて必要な関連手続がマイナポータル上に表示されると案内されています。表示がない場合は該当手続なしの可能性があります。市区町村のホームページの案内に従い、必要な手続を別途行ってください。
転出予定日と取消可否を確認します。引越す日(転出予定日)の前日まではマイナポータルから取消の申出が可能です。転出予定日以降は署名用電子証明書が失効するためオンラインでの取消ができず、転出元市区町村の窓口へ相談が必要です。転入届提出後の取消もできません。引越しが取りやめ・変更になった場合は早めに窓口へご相談ください。
署名用電子証明書の失効に注意します。転出届が受理されると引越す日に署名用電子証明書が失効し、e-Taxなどの電子署名が必要な申請ができなくなります。電子申請を予定している場合は失効前に手続きするか、転入後のマイナンバーカード更新後に再度スマホ用署名用電子証明書の利用申請を行ってください。
オンラインで解決できないケース
窓口での手続きが必要なケース
- 国外への転出(本サービスの対象外)
- 代理人による転出届・来庁予定連絡(同一世帯員以外の代理は不可。同一世帯員なら手続者のマイナンバーカードで可)
- マイナンバーカードの氏名・住所等を最新に更新していない場合や、誰もマイナンバーカードを持っていない場合
- 住民異動関連の手続きや届出に不備があり来庁を求められた場合
- 転出予定日を過ぎてオンライン取消ができなくなった場合
問い合わせ先
処理状況が「完了」にならない、エラーの理由がわからない、関連手続きの要否が判断できないときは、転出元市区町村(転出届の処理状況)または転入予定市区町村(来庁予定・転入届)の担当窓口へお問い合わせください。マイナンバーカードの一時停止に関する連絡はマイナンバー総合フリーダイヤル0120-95-0178(24時間365日、音声ガイダンス2番)が案内されています。
自治体・端末・アプリによる違い
引越し手続オンラインサービスは2023年2月6日から全国全ての市区町村で転出届・来庁予定連絡が利用できますが、国保・年金などの関連手続きの表示や「やること」の照会可否は自治体により異なります。スマホ用電子証明書搭載サービスで提出した場合でも、転入時のマイナンバーカード更新は窓口で必要です。転入時は引越す人のうち1名が自身のマイナンバーカードを窓口で提示する必要があります。
よくある質問
転出届をマイナポータルから出した当日中に転入届を出せますか?
当日中の転入はおすすめしません。転出元市区町村での処理に時間を要し、開庁時間に合わせて処理されるため、当日中に来庁すると処理が完了せず受理できない場合があります。来庁予定日は余裕を持って選び、マイナポータル上で処理状況が「完了」になってから来庁してください。
国保や児童手当の手続きがやることリストに出てきません
入力内容や世帯構成に応じて表示される関連手続きが異なります。国民健康保険、国民年金、介護保険などは別途手続きが必要な場合があり、市区町村のホームページを確認のうえ案内に従ってください。自治体によってはマイナポータルに対応していない手続きは「提出済」で照会不可と表示されます。
引越す日を過ぎたらマイナポータルで取消や確認ができません
引越す日(転出予定日)以降は署名用電子証明書が失効するため、マイナポータルからのオンライン取消はできません。転出元市区町村の窓口へご相談ください。転入届提出後の取消もできません。
公式情報と確認日
表示されない原因が上記で解消しない場合は、入力内容や申請状況のスクリーンショットのメモと併せて、転出元・転入予定の市区町村窓口へお問い合わせいただくとスムーズです。次の手続きに進むためにも、転入日から14日以内の窓口手続きを忘れずに行ってください。