結論:まず、申請前に止まる「写真をアップロードできない・写真チェックでエラー」と、申請後に審査で「要訂正」になった状態を分けて確認します。国内の写真館などで撮影した顔写真データを使う場合は、JPG形式・600KB以内が基本条件です。申請後に要訂正と表示されたら、新しい申請を作らず、マイナポータルの通知から指定箇所を補正します。
写真エラーは「申請前」と「申請後の要訂正」で対応が違う
申請前のアップロードエラー、申請後の要訂正、処理中の表示を切り分けます。
- 写真を選ぶ段階でアップロードできない・読み込みが進まない:ファイル形式と容量、端末に保存されたファイルを確認します。
- 申請は送信できたが「要訂正」になった:顔写真の内容や自署、本籍地などの不備について補正依頼が届いている可能性があります。通知の指定箇所を確認します。
- 申請後も「処理中」のまま:審査中の表示である場合があります。交付予定日の通知が届くまで、マイナポータルのお知らせを定期的に確認します。
申請前:顔写真をアップロードできないときの確認順
ファイル形式を確認する。国内で写真館などの顔写真データをアップロードする場合、外務省はJPG形式を案内しています。スマートフォンの写真がHEICなど別形式なら、JPGで用意し直します。
ファイル容量を確認する。国内用の顔写真データは600KB以内です。容量を小さくする場合も、過度な圧縮で顔がぼやけないようにし、アップロード前に画像を開いて確認します。
アプリで撮影した写真の左右を確認する。インカメラでは左右反転した画像が保存されることがあります。左右反転した写真は受付できないとの自治体案内があるため、文字や顔の向きが反転していないかを確認してから進めます。
写真の内容を確認する。無地の背景、顔に影がないこと、ピントが合っていること、顔の輪郭が分かることを確認します。メガネの反射、目へのフレームのかかり、髪や帽子などで顔が隠れる状態、極端な表情や顔の傾きも不備の原因になり得ます。
マイナポータル上の加工後画像を確認する。外務省の案内では、写真を取り込むと背景が自動的に白色処理されます。申請を確定する前に、処理後の顔写真に影や輪郭の欠けなどがないか確認します。
申請後:「要訂正」と表示されたときの補正手順
マイナポータルにログインし、画面下の「やること」を開きます。
手続き一覧から、自分が申請したパスポートの手続きを選びます。申請状況照会で、パスポート申請の「処理中」または「要訂正」を開きます。
通知の内容を読み、写真の差し替えや自署画像、本籍地など、指定された項目を確認します。「要訂正」は内容の修正や追加書類の提出が必要な状態です。
マイナポータルの「修正して再度申請」ボタンから、指定された箇所だけを補正します。写真を差し替える場合は、JPG・600KB以内などの条件と、影・ぼけ・左右反転がないことを再確認します。
補正後の送信が終わったら、申請状況と通知を再確認します。出発日が近い場合や通知の内容が判断できない場合は、申請先の都道府県の旅券事務所へ早めに相談します。
写真は問題なさそうなのに要訂正になった場合
顔写真だけでなく、自署画像や本籍地の入力などが補正対象になっていることがあります。自署画像は、白地で汚れのない用紙に黒または青の濃いインクで書き、署名が見切れず、影やぼけがない状態にします。本籍地は都道府県名だけでなく、戸籍の記載どおりに市郡以下番地まで入力します。通知に書かれた項目を優先して直してください。
やってはいけないこと
補正前に重複申請をしないための注意点です。
- 審査が終わる前に、同じパスポートについて紙申請や別のオンライン申請を重ねる。
- 「処理中」だからといって、通知を確認せずに新規申請を作る。
- 写真の左右反転、容量、背景、影を確認せず同じファイルを再アップロードする。
- 要訂正の通知を放置し、交付予定日の通知だけを待つ。
写真を600KB以内にしたのにエラーになります。なぜですか?
容量だけでなく、JPG形式か、画像が端末に正常保存されているか、顔の輪郭・背景・影・ピントなどに問題がないかを確認します。アプリで撮影した場合は左右反転も確認し、申請画面で背景処理後の画像を見てから送信してください。
申請後に写真を直したいとき、最初から申請し直してもよいですか?
審査完了前の重複申請は避けてください。マイナポータルの「やること」から通知を開き、「修正して再度申請」ボタンで補正します。通知が見つからない場合は申請状況を確認し、申請先の旅券事務所へ相談します。