協会けんぽの紙の高額療養費支給申請書を提出前に書き間違えた場合は、現行の「記入の手引き」に従い、誤った箇所を黒塗りし、欄外に正しい内容を書きます。訂正した内容が読みにくいときや、提出後に誤りへ気づいたときは、加入している協会けんぽ支部へ確認してください。

現行の申請書・提出先・添付書類を確認する協会けんぽ「健康保険高額療養費支給申請書」

紙の申請書を訂正する方法

誤った箇所を黒塗りします。元の文字が読める状態で上から別の数字や文字を書き足すのではなく、訂正箇所を明確にしてください。

申請書の欄外に、正しい内容を書きます。訂正内容がどの欄に対応するか分かるよう、余白に無理なく記入してください。

訂正後に、申請書全体を見直します。特に被保険者の記号・番号、氏名、診療年月、受診者、医療機関名、支払額、振込先を確認します。

現行の記入例・訂正案内を見る協会けんぽ「健康保険高額療養費支給申請書 記入の手引き(2026年8月)」

訂正するときに間違えやすいポイント

高額療養費支給申請書の訂正前に確認するポイント

  • 高額療養費は診療月ごとの申請です。異なる月の診療分を1枚にまとめず、月ごとに申請書を用意します。
  • 申請書の1ページ目と2ページ目はセットで使います。2か月分を同時に申請する場合も、それぞれの月について1・2ページを記入します。
  • 医療機関や薬局の欄は、受診者ごと、医療機関・薬局ごとに確認します。記入欄が足りない場合は、現行の記入案内に従って追加用紙の扱いを確認します。
  • 公金受取口座を利用する欄で「希望する」を選んだ場合は、振込先指定口座の記入が不要です。希望しない場合は、申請者本人名義の口座情報を記入します。
  • マイナンバーを記入する場合は、記号・番号を記入したときの扱いや本人確認書類など、申請書ページの案内を確認します。

新しい申請書を書き直したほうがよいケース

誤りが複数箇所にある、金額や口座情報を訂正して判読しにくい、または欄外に正しい内容を書く余白がない場合は、現行様式をもう一度印刷して書き直すほうが安全です。古い様式を使わず、協会けんぽの申請書ページから最新の手書き用様式と記入例を取得してください。

提出前の確認項目

訂正した申請書の提出先と方法

紙の申請書は、加入している協会けんぽ支部へ郵送します。加入支部は「資格情報のお知らせ」またはマイナポータルの健康保険証情報で確認できます。提出先の支部を間違えないよう、都道府県支部一覧で宛先を確認してください。

協会けんぽは高額療養費の電子申請も案内しています。電子申請では記載漏れなどのシステムチェックを受けられ、申請後の処理状況も確認できます。送信前に入力内容を見直し、送信後に内容の訂正が必要になった場合は、申請先の案内に従ってください。

紙の申請書の提出先を確認する協会けんぽ「都道府県支部の宛先」

提出後に記入ミスへ気づいたら

提出後は、同じ申請書を自己判断で重ねて送る前に、加入している協会けんぽ支部へ連絡し、訂正や追加提出の方法を確認します。申請書の種類、診療年月、間違えた欄、提出日を伝えられるように、手元に控えを用意しておくと確認が進みやすくなります。

申請期限にも注意

協会けんぽの案内では、高額療養費の消滅時効の起算日は診療月の翌月1日で、健康保険給付を受ける権利は起算日から2年で時効になります。訂正の確認に時間がかかっても、申請期限を過ぎないよう早めに加入支部へ相談してください。

制度・申請期限・提出先の詳細を見る協会けんぽ「高額療養費」

よくある質問

訂正印を押せば提出できますか?

協会けんぽの2026年8月時点の記入の手引きは、訂正箇所を黒塗りし、欄外に正しい内容を書く方法を案内しています。訂正印を押せばよいと全国一律に判断せず、現行の手引きに従い、訂正内容が判読できる状態にしてください。迷う場合は加入支部へ確認します。

診療月を間違えた場合も、同じ方法で訂正できますか?

提出前であれば、現行の記入の手引きに従って訂正できます。ただし、高額療養費は診療月ごとの申請で、月をまたいだ申請はできません。診療月の誤りで申請書全体が分かりにくくなった場合は、月ごとに新しい様式を書き直すほうが安全です。

健康保険組合の高額療養費支給申請書も同じ訂正方法ですか?

同じとは限りません。この記事は協会けんぽの現行様式を前提にしています。健康保険組合、国民健康保険、後期高齢者医療制度の申請書は、加入先の保険者が示す記入例や問い合わせ先を確認してください。