協会けんぽの高額療養費支給決定通知書が届かないときは、まず診療月を確認してください。協会けんぽは、医療機関から届く診療報酬明細書の確認が必要なため、支給まで診療月から3か月以上かかると案内しています。申請から1か月程度で通知がないだけなら、直ちに不支給や申請漏れと判断せず、診療月からの経過を基準に確認します。

先に確認する3つのポイント

高額療養費支給決定通知書が届かないときの確認項目

  • 加入先が本当に協会けんぽか。マイナ保険証の資格情報や資格確認書などで保険者名を確認します。
  • 高額療養費の対象になった診療月はいつか。高額療養費は診療月ごとに計算されます。
  • 診療月から3か月以上経過しているか。協会けんぽの案内は、申請日ではなく診療月からの期間を基準にしています。

届かないときの確認順

資格情報を見て、保険者名が「全国健康保険協会」または「協会けんぽ」になっているか確認します。健康保険組合など別の保険者なら、その保険者の窓口へ問い合わせます。

申請書の控えや領収書を確認し、対象の診療月と申請した月を分けて整理します。入院や受診が複数月にまたがる場合、高額療養費は診療月ごとに扱われるため、1枚の申請で複数月を処理するものではありません。

診療月から3か月未満であれば、まず処理期間を確認します。協会けんぽは、医療機関から提出される診療報酬明細書の確認が必要なため、診療月から3か月以上かかると説明しています。

診療月から3か月以上経過しても通知書が届かず、支給状況も分からない場合は、加入している協会けんぽ支部へ問い合わせます。申請した支部が分からない場合は、資格情報のお知らせなどを手元に置いて、協会けんぽの支部一覧で確認します。

通知書を紛失した、または再発行が必要な場合も、加入している協会けんぽ支部へ依頼します。協会けんぽFAQは、問い合わせ時に資格情報のお知らせなどを用意するよう案内しています。

「申請から1か月」なら届かなくてもおかしくない?

協会けんぽのFAQでは、高額療養費の支給申請から1か月以上連絡がない場合について、診療報酬明細書の確認が必要なため、支給まで診療月から3か月以上かかると説明しています。したがって、申請からの月数だけで遅延と判断するのではなく、診療月から何か月経ったかを確認してください。

ただし、通知書の有無だけで支給の可否を判断することはできません。診療月から3か月以上経過している、申請先を間違えた可能性がある、申請書の控えがないなどの場合は、自己判断で同じ申請書を重ねて送らず、加入支部へ状況を照会します。

支部へ問い合わせる前に準備する情報

問い合わせをスムーズにするための準備

保険者が協会けんぽ以外なら確認先が変わる

高額療養費の問い合わせ先は、加入している医療保険制度によって異なります。厚生労働省も、まずマイナ保険証の資格情報や資格確認書で保険者名を確認し、全国健康保険協会、健康保険組合、市区町村の国民健康保険など、記載された保険者へ問い合わせるよう案内しています。

高額療養費の支給決定通知書は、申請してから何か月で届きますか?

全国一律の到着日数ではなく、協会けんぽは診療報酬明細書の確認が必要なため、支給まで診療月から3か月以上かかると案内しています。申請日からではなく、対象の診療月を起点に確認してください。

診療月から3か月を過ぎても届かない場合はどうしますか?

加入している協会けんぽ支部へ、支給状況と通知書の発送状況を問い合わせます。資格情報のお知らせなどを手元に用意し、診療月と申請日が分かるようにしておくと確認しやすくなります。

支給決定通知書をなくした場合、再発行できますか?

協会けんぽFAQは、支給決定通知書を紛失した場合、加入している協会けんぽ各支部へ問い合わせるよう案内しています。再発行の扱いや必要な確認事項は支部に確認してください。

3か月以上かかる理由と通知書再発行の問い合わせ先を確認全国健康保険協会(協会けんぽ)「高額な医療費を支払ったとき(高額療養費)」診療月ごとの扱い・申請書・支部の提出先を確認全国健康保険協会(協会けんぽ)「高額療養費」加入保険者ごとの問い合わせ先を確認厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」