e-Taxで納税証明書をオンライン請求すると手数料は1枚370円で、電子ファイル・税務署窓口・郵送から受け取り方法を選べます。

手続きの概要

納税証明書は、確定申告書等を提出した場合の納税額や所得金額、未納の税額がないことなどを証明する書類です。e-Taxソフト(WEB版)を使えば、スマートフォンやタブレット、パソコンから自宅や事務所で交付請求ができます。全国共通の原則です。請求先は現在の住所地(納税地)を所轄する税務署です。2026年9月3日時点の国税庁とe-Taxの公式情報で確認しています。

対象者

納税証明書が必要な個人または法人の方

  • 納税証明書(その1)や(その2)、(その3)、(その4)が必要な個人の方
  • 納税証明書が必要な法人の代表者または委任を受けた代理人の方
  • 入札参加資格や建設業許可、融資などで提出を求められた方

受け取り方法の3分岐

オンラインで交付請求した場合の受け取り方法は、次の3つです。e-Taxご使用の際に選択するメニューが異なります。

オンライン請求の受け取り方法と選択メニュー
受け取り方法e-Taxでの選択電子証明書
電子納税証明書(PDFまたはXML)で受け取る納税証明書の交付請求(電子交付用)必要
オンライン請求して税務署窓口で書面を受け取る納税証明書の交付請求(署名省略分)不要
オンライン請求して郵送で書面を受け取る納税証明書の交付請求(書面交付用)必要

手数料の違い

e-Taxでオンライン請求する場合と、書面で請求する場合では手数料が異なります。郵送受取では別途郵送料が必要です。

オンライン請求と書面請求の手数料
種類オンライン請求書面請求
その1(納税額等の証明)税目数×年度数×枚数×370円税目数×年度数×枚数×400円
その2(所得金額の証明)年度数×枚数×370円(電子は年度数×370円)年度数×枚数×400円
その3(未納がないことの証明)枚数×370円(電子は370円)枚数×400円
その4(滞納処分を受けていないことの証明)枚数×370円(電子は370円)枚数×400円

電子納税証明書は1つの請求に対して1つの電子ファイルで発行するため、請求枚数は必ず1枚です。同じ証明書が複数必要な場合は、ダウンロードしたファイルをコピーして使えます。書面の郵送受取では、上記に加えて郵送料(通常料金+簡易書留料金)が必要です。災害などで財産に相当な損失を受けた方などは、手数料が免除となる場合があります。詳しくは請求先の税務署へお尋ねください。

手順1:受け取り方法を決める

提出先が電子データで受け付けるか確認し、電子ファイル・窓口・郵送を選びます。窓口受取なら電子証明書なしで必要事項の入力だけで請求できます。電子ファイルと郵送受取では電子証明書等が必要です。代理人が請求・受領する場合は電子委任状(証明用)が必要です。

手順2:e-Taxソフト(WEB版)で請求する

e-Taxホームページ上部のログインから、個人または法人のe-Taxソフト(WEB版)にログインします。納税証明書の交付請求メニューで、受け取り方法に対応した請求(電子交付用・署名省略分・書面交付用)を選び、必要事項を入力して送信します。事前に推奨環境と利用可能時間を確認してください。

手順3:手数料を納付する

電子ファイルで受け取る場合は、メッセージボックスに格納される納税証明書発行受付結果で納付番号・確認番号を確認し、ペイジー対応のインターネットバンキングやATMで電子納付します。e-Taxの利用可能時間内かつ金融機関のシステム稼働時間に行ってください。手数料の電子納付ができる期間は格納日から30日間です。過ぎると再度請求が必要です。

手順4:受け取る

手数料の納付が確認できると、メッセージボックスから電子納税証明書をダウンロードできます。ダウンロードができるのはe-Taxの利用可能時間内に限られます。保存期間は格納日から90日間で、過ぎるとダウンロードできません。必要に応じて保存してください。窓口受取は税務署の開庁時間8時30分から17時までで、土日祝等の閉庁日は受付していません。郵送受取は簡易書留などで届きます。

必要なもの

オンライン請求で用意するもの

  • e-Taxソフト(WEB版)にログインできる環境(パソコン・スマートフォン・タブレット)
  • 電子証明書(電子ファイル受取と郵送受取の場合。窓口受取の署名省略分は不要)
  • 手数料(オンラインは電子納付。ペイジー対応の金融機関口座等)
  • 提出先の確認結果(電子データで提出できるか)
  • 代理人の場合は電子委任状(証明用)と代理人の電子署名・電子証明書

注意点・よくある失敗

提出先の確認不足と期限切れにご注意ください

  • 電子ファイルは提出先が電子データ提出に対応しているか事前に確認します
  • PDFを印刷して提出する場合は、印刷提出が可能か提出先へ確認します
  • XMLを印刷したものは効力がありません。電子データで提出します
  • PDFのQRコードは国税庁の確認コーナーで真正性を確認できます
  • 申告や納税の直後は当日中に発行できない場合があります
  • 窓口受取は8時30分から17時までで、土日祝は受付していません
  • 代理人が窓口で受け取る場合は委任状が必要です

コンビニでそのまま受け取れますか。

国税の納税証明書をコンビニで直接受け取る方法はありません。電子納税証明書(PDF)をダウンロード後に自宅やコンビニで印刷することはできますが、印刷したもので提出できるかは提出先へ確認してください。プリンタの推奨環境も国税庁の案内で確認できます。

電子と書面ではどちらが安いですか。

e-Taxのオンライン請求は1枚370円で、書面請求は1枚400円です。電子ファイルは1請求1ファイルで370円となり、複数必要な場合はファイルをコピーして使えます。郵送では別途郵送料がかかります。

代理人でも手続きできますか。

できます。本人だけでなく代理人による代理請求と代理受領が可能です。オンラインでは本人の電子委任状(証明用)が必要で、電子委任状作成コーナーで作成します。窓口では委任状の持参が必要です。

次に確認すること

納税証明書の種類(その1からその4、その3の2・その3の3)から必要なものを選び、提出先の期限に間に合うよう早めに請求してください。申告直後で発行できないときや、手数料免除に該当しそうなときは、納税地を所轄する税務署へご相談ください。当サイトの内容は参考情報です。具体的な手続き・条件は管轄の税務署などの最新案内をご確認ください。