マイナ免許証の住所変更ワンストップができないときは、①マイナ免許証のみを保有しているか、②利用開始手続きを済ませたか、③署名用電子証明書が有効か、④変更項目への同意があるかを順に確認します。2枚持ち、対象外表示、暗証番号のロック・失念、電子証明書の失効では、同じ画面を繰り返しても進みません。原因に応じて、マイナポータル、自治体、運転免許センター等の手続きを使い分けます。

できない原因を症状から切り分ける

表示や状況ごとに、最初に確認する場所を整理します。
症状主な原因次にすること
マイナポータルに「利用開始手続に進む」ボタンがない・対象外と表示されるマイナ免許証のみではないなど、サービスの対象外2枚持ちなら警察で通常の住所等変更手続きを確認します。対象条件を満たす場合は、マイナ免許証とマイナポータル連携の状態を確認します。
署名用電子証明書の暗証番号が通らない6~16桁の英数字の暗証番号を忘れた、または5回連続で間違えてロックされた警察では解除できません。自治体窓口、または条件を満たす場合はスマートフォンアプリ・対応キオスク端末で初期化・再設定します。
市区町村で住所変更をしたのに免許情報が変わらない新しい署名用電子証明書を発行していない、反映待ち、または利用開始・同意項目が未確認新しい署名用電子証明書を発行し、原則2日後に免許情報を確認します。
住所は変わったが氏名や生年月日が変わらない利用開始時にその項目への提供同意をしていない同意していない項目は自動変更されないため、運転免許センター等で別途変更手続きを確認します。

最初に確認する4項目

手続きの前に、次を確認します。

「手続き対象外」と表示される場合

マイナポータルの操作説明では、対象外の場合は連携先の「住所変更ワンストップサービス等利用開始」画面へ進むボタンが表示されません。警察庁のFAQでは、対象はマイナ免許証のみを保有している方とされています。従来の運転免許証も保有する2枚持ちの場合は、市区町村でマイナンバーカードの住所等を変更しても、免許情報の変更は別に運転免許センターや警察署等で行います。

暗証番号を忘れた・ロックされた場合

利用開始手続きで入力するのは、マイナンバーカードの署名用電子証明書用暗証番号(6~16桁の英数字)です。5回連続で間違えるとロックされ、警察では確認や解除ができません。住民票のある市区町村の窓口で初期化・再設定を行うのが基本です。利用者証明用暗証番号(数字4桁)が使える場合は、対応するスマートフォンアプリやコンビニエンスストア等のキオスク端末で再設定できる場合があります。再設定後、利用開始手続きを最初からやり直します。

住所変更後に免許情報が反映されない場合

利用開始手続きを済ませた後に市区町村で住所・氏名・生年月日の変更を届け出ると、同意した項目が免許情報へ自動変更されます。ただし、市区町村で変更手続きをした際は署名用電子証明書が失効するため、新しい署名用電子証明書の発行手続きが必要です。新しい証明書を発行しない場合、免許情報は自動変更されません。

マイナポータルの連携後画面で、利用開始済みか、同意した項目と同意の有効期間を確認します。確認には事前のマイナポータル連携が必要です。

市区町村で住所等の変更をしたときは、新しい署名用電子証明書の発行も済ませます。

警察庁FAQの目安である原則2日後に、マイナポータルやマイナ免許証読み取りアプリで免許情報を確認します。

反映しない場合は、住所地を管轄する都道府県警察の運転免許センター等へ、利用開始状況、変更日、新しい署名用電子証明書の発行状況を伝えて確認します。受付場所や予約の要否は都道府県警察ごとに異なります。

利用開始手続きをやり直す順番

マイナ免許証のみを保有しているか確認します。2枚持ちの場合は、ワンストップではなく都道府県警察の通常の記載事項変更手続きを確認します。

都道府県警察の公式案内で、住所地の運転免許センター、運転免許試験場、一部警察署等の受付場所、時間、予約、持ち物を確認します。

有効なマイナンバーカードと署名用電子証明書用暗証番号を用意し、警察で利用規約の確認、提供項目の選択、署名用電子証明書の提出を行います。

マイナポータルで基本情報の自動変更の画面を開き、利用開始状況と同意項目を確認します。対象外表示が続く場合は、対象要件とマイナ免許証の保有形態を再確認します。

実際に住所等を変更した後は、新しい署名用電子証明書の発行を確認し、原則2日後に免許情報を読み取ります。

どこへ相談すればよいか

原因別の確認先は次のとおりです。

  • 2枚持ちで住所変更ワンストップを使えない:住所地を管轄する都道府県警察の運転免許センター・警察署等
  • 署名用電子証明書の暗証番号を忘れた・ロックされた:住民票のある市区町村窓口、または対応するキオスク端末
  • 利用開始手続きの受付場所や免許情報への反映を確認したい:都道府県警察または運転免許センター
  • マイナポータルの対象外表示や同意状況を確認したい:マイナポータルの公式操作案内

よくある質問

マイナ免許証と従来の免許証の2枚持ちでも、市区町村への届出だけで住所変更できますか?

できません。住所変更ワンストップサービス等はマイナ免許証のみを保有する方が対象です。2枚持ちの場合は、住所地を管轄する都道府県警察の案内に従って免許情報の変更手続きを行います。

市区町村で住所変更をした後、何日待てばよいですか?

警察庁FAQでは、利用開始手続き済みで必要な新しい署名用電子証明書を発行した場合、免許情報は原則として住所等の変更手続きの2日後に自動変更されると案内されています。反映しない場合は、利用開始状況と同意項目を確認して都道府県警察へ相談します。

署名用電子証明書の暗証番号は警察で再設定できますか?

できません。警察では確認やロック解除を行えないため、住民票のある市区町村窓口で初期化・再設定します。利用者証明用暗証番号(数字4桁)が使える場合は、対応するスマートフォンアプリやキオスク端末による再設定も確認できます。

住所は反映されたのに氏名が変わりません。

利用開始時に氏名の提供へ同意していなかった可能性があります。同意していない項目は自動変更されないため、マイナポータルで同意項目の変更方法を確認するか、運転免許センター等で別途の変更手続きを確認します。

公式情報の確認日

この記事は、警察庁とデジタル庁の公式案内を2026年8月4日に確認して作成しています。都道府県警察ごとの受付場所、時間、予約、必要な持ち物は変わることがあるため、実際に手続きする地域の公式案内を優先してください。