公的年金等の源泉徴収票が1月中旬を過ぎても届かない、または紛失したときは、ねんきんネットで電子送付(3~5営業日でマイナポータルのお知らせへ)または郵送(約1週間)、電話のねんきん自動音声050-3319-3152(約2週間で登録住所へ郵送)、年金事務所・街角の年金相談センター窓口のいずれかで再交付できます。過去5年分が対象で、老齢年金のみが送付対象です。
届かないのが正常なケースを先に確認します
次のいずれかに当てはまる場合、そもそも源泉徴収票は送付されません。誤って再交付を待つ前にご確認ください。
正常に届かない3パターン
- 障害年金・遺族年金・年金生活者支援給付金を受給している場合:所得税および復興特別所得税の課税対象ではないため、源泉徴収票自体が発行・送付されません。
- 1月中旬の発送直後の場合:前年中に老齢または退職を事由とする年金を受け取った方へ、翌年1月中旬頃に日本年金機構から順次発送されます。1月下旬までは到着を待ち、住所が登録と一致しているか確認します。
- 共済組合等の年金を受給している場合:送付元は日本年金機構ではなく各共済組合等の実施機関です。日本年金機構のねんきんネットや050-3319-3152では再交付できません。
再交付の3ルートと所要日数の違い
急ぎかどうかで最短ルートが異なります。電子送付はマイナポータル連携が前提ですが、確定申告書等作成コーナーへ取り込めるため確定申告に最も速く対応できます。
| 方法 | 受け取り方 | 目安 | 送付先・備考 |
|---|---|---|---|
| ねんきんネット(電子送付) | マイナポータルのお知らせへPDF | 申請から3~5営業日 | マイナポータルからログインした方のみ。令和3年分以前は確定申告書等作成コーナーへ取り込み不可 |
| ねんきんネット(郵送) | 紙で郵送 | 申請から約1週間+配達日数 | ねんきんネット登録住所あて。24時間申請可 |
| 電話(ねんきん自動音声 050-3319-3152) | 紙で郵送 | 約2週間 | 登録住所あて。基礎年金番号・年金コード・生年月日・郵便番号・電話番号・対象年分を音声案内で入力 |
| 年金事務所・街角の年金相談センター | 紙で郵送(窓口で申請) | 申請後1~2週間程度で郵送 | お急ぎの場合は窓口で相談。即日交付ではなく登録住所へ郵送が原則 |
いずれの方法も、再交付できるのは原則過去5年分です。老齢基礎年金・老齢厚生年金の受給者が対象で、複数年必要なときはねんきんネットで最大4年分をまとめて申請できます。
手順1:ねんきんネットで申請する(最短・24時間)
ねんきんネットは「通知書を確認する」画面で電子版PDFを直接確認できる場合と、再交付申請が必要な場合があります。登録がまだの方は事前に登録が必要です。
ねんきんネット申請の流れ
- マイナポータルとねんきんネットを連携している方、またはねんきんネットIDを取得している方が対象です。未登録の方は日本年金機構「ねんきんネットの登録方法」から登録します。
- ねんきんネットトップの「その他の便利機能を利用する」→「通知書の再交付申請」を開きます。
- 届書「公的年金等の源泉徴収票」を選択し、電話番号・年金コード(証書に記載の4桁)・再交付する年(最大4年分)・受け取り方法(電子送付または郵送)・申請理由を入力します。
- 内容を確認して申請します。電子送付はマイナポータルのお知らせへ3~5営業日で届き、郵送は約1週間で登録住所へ届きます。
手順2:電話で申請する(ねんきん自動音声 050-3319-3152)
ねんきんネットの登録がない方や、マイナポータル連携をしていない方は電話が確実です。
電話申請で聞かれる項目
- 基礎年金番号が分かる書類(年金証書、年金手帳、年金額改定通知書など)を手元に用意します。
- 050-3319-3152へ発信し、音声ガイダンスに従い基礎年金番号・年金コード・生年月日・郵便番号・電話番号・対象年分を入力します。
- 登録住所あてに約2週間で郵送されます。確定申告に間に合わないときは年金事務所窓口へ相談します。
ねんきんダイヤル(0570-05-1165)ではなく、源泉徴収票の再交付はねんきん自動音声送付受付サービスが専用窓口です。かけ間違いにご注意ください。
手順3:年金事務所・街角の年金相談センターで申請する
来訪による再交付は、お近くの年金事務所または街角の年金相談センターで受け付けています。申請後に登録住所へ郵送されます。
窓口で必要なもの
- ご本人の場合:年金手帳・年金証書・改定通知書など機構が送付した書類いずれか、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)
- 代理人の場合:ご本人の上記書類、委任状、代理人の本人確認書類。準確定申告用は未支給年金請求者以外が窓口で受けるとき委任状が必要です。
- 源泉徴収票再交付申請書は窓口に備え付けがあります。事前に日本年金機構サイトからダウンロードも可能です。
再交付できる範囲とできないケース
範囲と対象外の整理
- 再交付は原則過去5年分。令和3年分以前の電子データを確定申告書等作成コーナーへ取り込むことはできません。
- ねんきんネットで再交付できる源泉徴収票は老齢基礎年金・老齢厚生年金のみ。死亡した方の準確定申告用源泉徴収票は対象外で、電話でも申請不可のため年金事務所での手続きが必要です。
- 1月1日から2月の支払日の前日までに亡くなった場合、原則として準確定申告用源泉徴収票は発行されません。死亡届と交付申請書を併せて提出します。
- 共済組合(国家公務員共済、地方公務員共済、私学共済など)の年金は各共済組合が発行元です。日本年金機構では再交付できません。
確定申告に間に合わせる選び方
急ぎ度別の最短ルート
- 今日中に内容を確認したい:ねんきんネットの「通知書を確認する」で電子版PDFを確認します(該当通知書がある場合)。
- 確定申告書等作成コーナーへ取り込みたい:ねんきんネットの電子送付(3~5営業日)が最短です。マイナポータル連携が前提です。
- 紙が手元に必要だが1週間待てる:ねんきんネット郵送(約1週間)が24時間申請できて確実です。
- ねんきんネット未登録で2週間待てない:年金事務所・街角センターへ電話または来訪で相談し、登録住所への郵送時期を確認します。
よくある質問
1月中旬を過ぎても届きません。いつまで待ちますか?
日本年金機構からは1月中旬頃に順次発送されます。1月下旬まで待ち、届かないときはねんきんネットで再交付を申請します。障害・遺族年金や年金生活者支援給付金は非課税で送付自体がないため、対象か先に確認します。共済組合の年金は各組合へお問い合わせください。
ねんきんネットの電子送付と郵送の違いは?
電子送付はマイナポータルのお知らせへPDFで3~5営業日で届き、確定申告書等作成コーナーへ取り込めます(令和3年分以前は取り込み不可)。郵送は登録住所へ約1週間で紙が届きます。電子送付はマイナポータルからログインした方のみ利用できます。
何年分まで再発行できますか?
原則過去5年分です。ねんきんネットでは一度に最大4年分を申請できます。準確定申告用は亡くなった方の未支給年金請求者あてに送付され、相続人等が請求する場合は確認書類と委任状が別途必要です。
代理人が再交付を申請できますか?
年金事務所窓口では委任状と双方の本人確認書類があれば代理人申請が可能です。ねんきんネットは本人のログインが前提、電話の自動音声は本人の基礎年金番号等での手続きが原則です。準確定申告用で未支給年金請求者以外が受け取る場合は委任状が必須です。
最新情報は日本年金機構の公式ページでご確認ください。手続き前に基礎年金番号と年金コードをご用意いただくとスムーズです。個別事情(共済、死亡、住所変更直後など)で判断が分かれるときは、管轄の年金事務所または街角の年金相談センター、共済組合の窓口へお問い合わせください。
当サイトの内容は参考情報です。具体的な手続き・条件は管轄する年金事務所、街角の年金相談センター、共済組合など最新案内をご確認ください。