年金振込通知書が届かない場合、多くは「年1回6月の定期送付以外は送付されない」ことが原因です。原則として日本年金機構から口座振込で年金を受けている方へ毎年6月に1年分がまとめて送付され、以降は支払額や受取金融機関に変更があったときにのみ送付されます。通知書が届かなくても年金自体は支給されます。紛失や未着で最新の通知書が必要なときは、ねんきんネット(約1週間)、自動音声050-3319-3152(1週間~10日)、年金事務所・街角の年金相談センター窓口のいずれかで最新の1通のみ再交付を申請できます。
振込通知書が届く人と届かない主な理由
年金振込通知書の送付対象と時期は全国共通です。日本年金機構と市区町村の公式情報で、届かないときの切り分けポイントを整理します。2026年8月21日時点の公式情報で確認しています。
届かないときに多い理由
- 毎年6月の定期便以外は原則送付されません。7月以降に「支給月なのに届かない」と感じるのは仕様どおりの場合があります。
- その後に支払額や受取金融機関に変更がなければ再送付はありません。
- 会社に勤めているなど在職支給停止等で年金自体が支給されていない期間は通知書も送付されません。
- 日本年金機構に登録されている住所が旧住所のままだと届きません。転居後は年金事務所等への住所変更が必要です。
- 共済組合等の年金を受給している方は、送付元が日本年金機構ではなく各共済組合のため、問い合わせ先が異なります。
紛失・未着時に再交付できる範囲
日本年金機構は、年金振込通知書の再交付を「最新の通知書のみ」可能と案内しています。過去分の再発行はできません。また、死亡した方の通知書や、年金担保貸付を利用している方(制度は令和4年3月末で終了)の通知書は、当初から送付対象外または再交付不可です。再交付された通知書には音声コードは収録されません。
再交付可否の境界
- 可能:最新の年金振込通知書1通(紛失・き損・未着)
- 不可:過去分の振込通知書、死亡した方の振込通知書、在職中などで支給がない分の通知書、年金担保貸付利用者分
再交付の3つの申請方法を比較
| 申請方法 | 利用条件 | 届くまでの目安 | 必要な情報・書類 |
|---|---|---|---|
| ねんきんネット | マイナポータル連携済みまたはねんきんネットID取得済み | 約1週間 | ログイン情報 |
| 電話(自動音声)050-3319-3152 | 誰でも利用可 | 1週間~10日 | 基礎年金番号、年金コード、生年月日、郵便番号、電話番号 |
| 年金事務所・街角の年金相談センター窓口 | 本人または代理人 | その場で相談、郵送となる場合あり | 年金手帳等+本人確認書類(代理人は委任状も) |
手順1:ねんきんネットで申請する
マイナポータルとねんきんネットを連携している方、またはねんきんネットIDを取得している方は、オンラインでいつでも申請できます。登録がお済みでない方は、先にねんきんネットの登録が必要です。
ねんきんネットにログインし、「その他の便利機能」内の「通知書の再交付申請」を選択します。
対象の通知書として「年金振込通知書」を選び、送付先(登録住所)を確認して申請します。
申請から約1週間で、登録されている本人住所あてに郵送で届きます。
手順2:電話で申請する(ねんきん自動音声送付受付サービス)
電話での再交付は、ねんきん自動音声送付受付サービス050-3319-3152で受け付けています。音声ガイダンスに従って操作します。年金振込通知書の場合は対象年分の入力は不要です。送付先は日本年金機構に登録されている本人住所のみで、電話の場合は1週間から10日程度かかります。お急ぎの方は窓口へご相談ください。
電話申請で聞かれる情報
- 基礎年金番号
- 年金コード
- 生年月日
- 郵便番号
- 電話番号
手順3:年金事務所・街角の年金相談センター窓口で申請する
来所で申請する場合は、お近くの年金事務所または街角の年金相談センターで受け付けています。街角の年金相談センターでは後日郵送となる場合があります。
窓口で必要な書類(本人)
- 年金手帳、年金証書または改定通知書など、日本年金機構が送付した書類
- 本人確認ができる書類(マイナンバーカード、運転免許証など)
窓口で必要な書類(代理人)
- 本人の年金手帳・年金証書等
- 本人の委任状
- 代理人の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)
申請時の注意点
注意点
- 再交付は最新分のみで、過去分の指定はできません。
- ねんきんネット経由でも電話経由でも、登録住所あてに郵送されます。送付先の変更は別途住所変更手続きが必要です。
- 再交付された通知書に音声コードは付きません。
- 年金担保貸付を利用している方には当初より送付していないため交付対象外です。
- 共済組合等に加入していた方は、該当共済組合へお問い合わせください。
通知書が届くまでの代替確認方法
通知書の再交付を待つ間でも、支給額や振込内容は別の方法で確認できます。
代替確認の方法
- ねんきんネット(マイナポータル連携)で年金額や振込履歴を確認する
- 通帳の入金履歴で実際の年金支給額を確認する
- 年金額改定通知書(毎年6月頃に改定がある方へ送付)で年金額の変更内容を確認する
よくある質問
毎年6月に届くはずなのに届きません。なぜですか?
口座振込で年金を受けている方へ毎年6月に1年分が送付されるのが原則です。6月を過ぎて届かない場合、支払額や金融機関に変更がなく再送付の対象でない、登録住所が旧住所、または在職等で支給自体がないことがあります。まずはねんきんネットや通帳で支給状況を確認し、必要なら最新の1通のみ再交付を申請してください。
過去5年分の振込通知書をまとめて再発行できますか?
できません。年金振込通知書は最新の1通のみ再交付が可能です。過去分が必要な場合は、ねんきんネットでの支給履歴の確認や、年金事務所への個別相談をご検討ください。年金額改定通知書は過去5年以内の再交付が可能ですが、振込通知書とは扱いが異なります。
電話とねんきんネット、どちらが早いですか?
目安はねんきんネットが約1週間、自動音声電話が1週間から10日です。どちらも登録住所あての郵送です。急ぎで事情がある場合は、年金事務所または街角の年金相談センター窓口へご相談ください。窓口でも即日交付できない場合があります。
亡くなった家族の年金振込通知書を再発行できますか?
年金振込通知書は、死亡した方の分の再交付はできません。年金証書や改定通知書とは取扱いが異なりますので、未支給年金等の手続きで書類が必要な場合は、年金事務所へご相談ください。
問い合わせ先と公式情報
再交付の手続きや届かない理由の切り分けに迷う場合は、日本年金機構の窓口へお問い合わせください。電話はねんきんダイヤル0570-05-1165(050からは03-6700-1165)、再交付専用の自動音声は050-3319-3152です。共済組合の年金は各共済組合が窓口です。
関連情報日本年金機構:年金証書・年金額改定通知書・年金振込通知書の再交付を希望するとき関連情報倉敷市:年金の支給月になっても振込通知書が届かないのですが?2026年8月21日時点の公式情報で確認しています。送付時期や申請方法は変更される場合があるため、申請前に最新ページでご確認ください。