戸籍電子証明書提供用識別符号(電子戸籍パス)は数字16桁のパスワードで、発行から3か月間有効です。期限切れや紛失、行政手続きで使えないときは再取得できます。有効期限内であれば複数の手続きに利用できます。内容の確認は請求者側ではできず、行政機関が取得して確認します。マイナポータルでは本人の現在戸籍分のみ取得でき、除籍分や15歳未満の本人申請は対象外です。
症状と前提を確認する
まず、使えない状況が有効期限の問題か、取得対象や提出先の問題かを切り分けます。発行日が分かれば発行日から3か月で期限を計算できます。発行日が不明な場合や期限が近い場合は、再取得が確実です。
当てはまる症状を確認してください
- 行政手続きで識別符号を入力・提示しても受け付けられない
- 取得から3か月以上たち、有効期限が切れている可能性がある
- 除籍の識別符号をマイナポータルで取ろうとして進めない
- 15歳未満の方の分を本人がオンラインで取ろうとしている
- 本籍地以外や郵送・代理人での請求条件が分からない
原因と対処の分岐
| 状況 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 取得から3か月を過ぎた | 有効期限切れ | 再取得します。有効期限内であれば複数の手続きに使えますが、期限後は使えません。 |
| 除籍の符号をマイナポータルで取得できない | オンラインでは現在戸籍のみ対象 | 除籍が必要な場合は市区町村窓口で取得します。 |
| 15歳未満の分を本人がオンライン申請できない | オンラインは15歳以上の本人のみ | 同一戸籍の15歳以上の方が取得した符号を使う方法を含め、手続先に確認します。 |
| 対象外の手続きに使おうとしている | 利用可能な行政手続きに限られます | パスポート・在外公館証明・マイナ免許証の本籍変更・相続人申告登記・所有不動産記録証明書の請求など、対象か手続先に確認します。 |
| 窓口で本人等以外の請求や代理請求を断られた | 請求できる人の範囲の違い | 本籍地では本人等とその代理人が可、本籍地外の広域交付では本人等のみで代理不可など、取得方法で条件が異なります。 |
取得ルートの違いを理解する
識別符号はマイナポータルまたは市区町村窓口で取得します。オンラインで自動取得される場合もあります。紙で取得して提出する場合と、オンライン手続きの中で自動提出される場合があります。提出方法は手続先の案内で確認します。
| 取得方法 | 請求できる人 | 手数料・備考 |
|---|---|---|
| マイナポータル(オンライン) | 本人のみ(15歳以上)・現在戸籍のみ | 無料。除籍は取得できません。 |
| 本籍地の窓口 | 本人等(戸籍記載者・配偶者・直系尊属卑属)とその代理人 | 有料。同一内容の戸籍証明書と同時請求は無料の場合があります。 |
| 本籍地以外の窓口(広域交付対象) | 本人等のみ。代理請求はできません。 | 有料。顔写真付き本人確認書類が必要です。 |
| 本籍地への郵送 | 本人等とその代理人(対応する市区町村) | 有料。請求方法は戸籍全部事項証明書の郵送請求に準じます。 |
マイナポータルで再取得する
マイナポータルの取得手続き画面から申請します。署名用電子証明書が使えるマイナンバーカードが必要です。取得した16桁の符号は手続きで提示します。
取得した符号と発行日を控え、有効期限(発行から3か月)を計算します。期限内であれば別の対象手続きにも利用できます。
利用する行政手続きの案内に従って符号を提出します。個別に提出が不要で手続きの中で自動提出される場合もあります。
市区町村窓口・郵送で再取得する
本籍地の窓口で本人確認書類を持参して請求します。代理人の場合は委任状が必要です。本籍地外では顔写真付き本人確認書類が必要で、代理請求はできません。
郵送に対応する市区町村では、本籍地へ郵送請求します。請求方法は戸籍全部事項証明書の郵送請求の案内で確認します。
発行された紙の符号を手続きで提示します。手数料は横浜市の例では戸籍分1件400円、除籍分1件700円で、同一内容の証明書と同時請求は無料です。金額や受付時間は市区町村で異なります。
利用できる行政手続きと提出方法
法務省と横浜市が案内する利用対象の例です。提出方法は手続先で異なります。
対象手続きの例と確認点
- パスポートの申請手続き(外務省)
- 在外公館における身分関係事項等に関する証明手続き(外務省)
- マイナ免許証の本籍情報変更(マイナ免許証のみ保有の方)
- 相続人申告登記の申出手続き(法務省)
- 所有不動産記録証明書の交付請求(法務省)
窓口・郵送の持ち物と手数料の注意
横浜市では区役所戸籍課の受付は平日8時45分から17時で、広域交付分は第2・第4土曜日の取り扱いはありません。郵送は市内本籍分に限ります。行政サービスコーナーでは取り扱っていません。手数料や受付時間、郵送可否、電子マネーの可否は市区町村で異なります。利用する本籍地の案内で確認してください。
有効期限が切れたらどうなりますか。再利用はできますか。
発行日から3か月です。有効期限内であれば複数の手続きに利用できます。期限を過ぎた符号は使えないため、再取得します。
除籍の識別符号をマイナポータルで取得できますか。
できません。マイナポータルで取得できるのは現在戸籍の符号のみです。除籍が必要な場合は市区町村窓口で取得してください。
識別符号とマイナンバーは関係がありますか。内容を確認できますか。
ありません。符号は戸籍単位に発行される一時的なパスワードで、マイナンバーとの関係はありません。内容の確認も請求者側ではできず、符号を取得できる行政機関が確認します。
当サイトの内容は参考情報です。具体的な手続き・条件は、管轄する行政機関、自治体、手続先の最新案内で確認してください。