独身証明書は原則として本籍地市区町村で本人が請求します。コンビニでは取得せず、窓口・郵送・対応自治体の電子申請で請求します。

症状と前提の確認

次の状況に当てはまるかを確認します。

取得時のつまずきの整理

  • コンビニで取得しようとしたが手続きの案内が見つからない
  • 住所地の市区町村で請求しようとしたが本籍地請求と言われた
  • 本籍地が遠方で窓口に行けず郵送の揃え方が分からない
  • 広域交付で取得できるか判断できない

独身証明書は民法第732条の重婚の禁止に抵触しないことを証明する書類で、国内の結婚情報サービス・結婚相談業者への提出を目的とします。横浜市の公式案内はこの目的と本籍地請求の原則を明示しています。

原因と請求先の分岐

請求先は本籍地主義が原則です。住所地主義と混同すると差し戻しになります。

請求方法の比較
方法可否の目安要点
本籍地の窓口可能本人請求が原則。開庁時間内に区役所等で請求します
本籍地への郵送可能本籍地指定先へ5点前後を送付。横浜市は投函から2週間程度
電子申請対応自治体のみ横浜市・神戸市は対応を案内。利用条件を事前確認します
広域交付自治体・時期により異なる仙台市は令和8年5月1日から窓口広域を開始。郵送・代理は対象外です
コンビニ交付案内なし横浜市・江東区・神戸市の公式手続き案内は窓口・郵送・電子を案内しコンビニ請求を案内していません

横浜市・江東区・神戸市の公式案内はいずれも本籍地請求を前提にしています。横浜市郵送案内は横浜市内に本籍のある人のみ、江東区郵送案内は本籍が江東区の方のみ、神戸市案内は本籍が神戸市外の方は本籍地へ請求と案内しています。

本籍地への郵送手順

本籍地が遠方で窓口に行けないときは、本籍地への郵送請求で対応します。横浜市の郵送案内をもとにした揃え方です。自治体で様式・送付先が異なるため、必ず本籍地の案内で読み替えてください。

手順1:請求書を用意する

請求書は結婚情報サービス・結婚相談業者から入手します。入手できないときは横浜市のように電子申請サービスからダウンロードできる自治体もあります。請求先は当該区の区長宛てとし、鉛筆など消せる筆記具は使わず、日中連絡できる電話番号を必ず記入します。江東区の案内では本籍・筆頭者、請求者の氏名・住所・生年月日、具体的な提出先、通数、電話番号の記入を求めています。

手順2:本人確認書類の写しと手数料・返信用封筒を揃える

郵送で送るものの整理

  • 請求書(郵送用)
  • 住所記載の本人確認書類の写し(氏名面と住所面)
  • 手数料1通300円(定額小為替・普通為替または現金書留)
  • 返信用封筒(請求者の住民票住所を記入し切手を貼付)
  • 委任状(代理可の自治体で代理人が請求するときのみ)

本人確認書類の写しは運転免許証、マイナンバーカード表面、在留カード・特別永住者証明書、健康保険の資格確認書などが例示されています。パスポートは住所確認ができないため使えません。健康保険の資格確認書は保険者番号と記号・番号を見えないようにします。マイナンバーカードは表面のみ送付します。

手数料は1通300円です。横浜市・江東区・神戸市・仙台市いずれも1通300円を案内しています。定額小為替・普通為替はおつりが出ないよう同額を送り、指定受取人欄は空欄にします。有効期間は発行から6か月で、残り1週間程度あるものを送ります。

返信用封筒には請求者の住所・氏名を記入し切手を貼ります。証明書は住民票のある住所へ返信されます。定型郵便物50グラムまで110円が目安で、速達・簡易書留は別料金です。戸籍証明などは信書のため、ゆうパック・ゆうメール・ゆうパケット・クリックポストは使えません。

手順3:本籍地の指定先へ送り受取まで待つ

横浜市は横浜市郵送請求事務センター、江東区は江東区役所区民課証明係など、本籍地の指定先へ送ります。横浜市は投函から手元に届くまで通常2週間程度と案内しています。郵便事情・休日・複数申請・内容確認でさらに延びるため余裕をもって請求し、急ぐときは往復の速達を検討します。

窓口で請求するときの持ち物

窓口請求の確認

  • 本籍・筆頭者・生年月日・請求理由を分かるようにする
  • 官公署発行の写真付き本人確認書類または自治体が示す確認書類を持参する
  • 手数料1通300円を用意する
  • 取扱窓口・時間を事前確認する(江東区は区民課証明係で平日8時半から17時、本籍が江東区以外は15時まで。出張所・延長・日曜は不可)
  • 独身証明書を使う具体的な提出先を伝えられるようにする

神戸市は市内の区役所・支所で請求でき、戸籍証明等交付申請書と本人確認書類を持参します。請求できるのは本人のみで代理人申請は不可と案内しています。江東区も取得できるのは本人のみと案内しています。一方で横浜市郵送案内は代理人の委任状の扱いを案内しています。代理可否は自治体で異なるため、本籍地の最新案内で確認してください。

よくある質問

コンビニで取得できますか。

横浜市・江東区・神戸市の公式手続き案内は窓口・郵送・対応自治体の電子申請を案内し、コンビニでの取得方法を案内していません。コンビニでは取得せず、本籍地の窓口・郵送・電子申請で請求してください。

住所地の市区町村で請求できますか。

住所地ではなく本籍地へ請求します。横浜市内に本籍のある人のみ、江東区は本籍が江東区の方のみ郵送可、神戸市外本籍は本籍地へ請求など、本籍地主義が原則です。

広域交付で取得できますか。

仙台市は令和8年5月1日から仙台市外本籍の方も仙台市窓口で取得できる広域交付を開始しました。ただし郵送・代理は広域対象外で、窓口に本人が顔写真付き確認書類を持参します。広域可否は自治体で異なるため、利用する窓口の案内で確認してください。

手数料はいくらですか。

1通300円です。横浜市・江東区・神戸市・仙台市いずれも1通300円を案内しています。郵送は定額小為替・普通為替または現金書留など自治体の指定方法で送ります。

次に行うこと:本籍地の公式案内で請求書様式・送付先・電子申請の可否を確認し、郵送は2週間程度を見込んで早めに請求してください。提出先の結婚相談所が求める通数も併せて確認します。