納入書を紛失したら課税地の市区町村へ連絡し再発行を受けます。期限が過ぎたら先に連絡し、確認後に納付します。書き損じは裏面の方法で訂正できます。
状況を確認する
まず該当する状況を切り分けます。以降の連絡先と使う用紙が変わります。
- 納入書を紛失・破損した、届いた覚えがない
- 納入書を書き損じた、金額が税額変更後と合わない
- 納期限(毎月10日)を過ぎた、インターネット手続が間に合わなかった
- eL-QR付きの金額を直したい、退職所得分を納めたい
- 督促状が届いたが直前に納めた、退職者の分まで督促が来た
納期限と期限後にまずすること
特別徴収の住民税の納入期限は毎月10日です。土曜日・日曜日・祝休日で金融機関が休業のときは翌営業日までとなります。練馬区の公式案内で確認しています(2026年9月12日確認)。期限を過ぎた分は延滞金が生じる場合があります。川崎市の公式案内では、延滞金が生じた場合は後日延滞金の納付書が送られ、別途納めると案内されています。
納入書は直接機械(OCR)に読み込ませるため、汚したりピンで留めたりしないでください。書き損じや紛失の場合は再発行を受けられます。退職や転勤などで金額に変更が生じた場合は金額を訂正して使います。いずれも練馬区の公式案内で確認しています。
納期限を過ぎたらお手元の用紙をそのまま使わず、課税地の収納担当へ連絡し、延滞金の確認と用紙の可否を確認します。豊島区の公式案内では、納期限を過ぎた場合は延滞金などを確認する必要があるため税務課収納グループへ連絡し、職員の確認ができれば手元の期限切れ用紙を使えると案内されています。インターネット手続が遅れて今月分を納められなかった場合も、納付書の再発行になるため同グループへ連絡します。
再発行の3ルートと手順
再発行は課税地の市区町村が窓口です。全国共通の原則に加え、申請フォームの有無や連絡先は自治体により異なります。代表的な3ルートを組み合わせると次の順序になります。
指定番号と対象月を確認する
税額決定(変更)通知書(特別徴収義務者用)で指定番号・年度・月分・金額を確認します。川崎市の公式案内では指定番号は10桁で、0を含めて入力する必要があると案内されています。通知書の送付先が再発行納入書の送付先になる場合があります。金額が変わっている場合は訂正方法も併せて確認します。
申請方法を選んで連絡する
次のいずれかで依頼します。川崎市の公式案内では、申請フォームからeL-QR納入書と白紙納入書の再発行ができ、申請後1週間程度で登録の送付先へ郵送されること、発送まで3営業日程度かかること、申請内容に不備があり連絡に応答なく3営業日経過すると取下げとみなされることが案内されています。練馬区の公式案内では書き損じや紛失は収納課事業所収納係へ連絡すると案内されています。豊島区の公式案内でも再発行は税務課収納グループへ連絡すると案内されています。
- 申請フォームがある自治体:eL-QR付きか白紙かを選び、年度・月分と金額を指定して申請する
- 電話・窓口で依頼する:課税地の収納担当へ指定番号と対象月を伝えて再発行を依頼する
- 様式をダウンロードできる自治体:最新版をA4白色系普通紙に両面(短辺綴じ)で印刷し、実線で切り離して3片1組のまま金融機関等へ提出する
届いた納入書で納める
届いた納入書の年度・月分・金額が正しいか確認して納めます。eL-QR付きを希望したのに金額が変わった場合は、そのeL-QR納入書の金額訂正はできません。川崎市の公式案内では、納付額が変わる場合は新たに申請するか、eL-QRが印字されていない白紙の納入書を使うと案内されています。白紙は最大20枚まで選べる場合があります。退職所得に対する分は白紙を選ぶ扱いが案内されています。様式印刷の場合はコンビニエンスストアでは使えません。納めた時期によっては督促状や催告書が行き違いで届く場合があります。
納入書の訂正方法
書き損じや税額変更で金額が合わない場合は、再発行を待たずに訂正して使える場合があります。練馬区の公式案内では、給与分の納入すべき金額が納入金額(1)と異なるときは、その金額を横線で抹消し、納入金額(2)の給与分と合計額の2か所に変更後の金額を記入すると案内されています。訂正印は不要で、領収証書・納入書(原符)・納入済通知書のすべてに記入します。豊島区の公式案内でも、書き損じた場合は訂正して使え、訂正の仕方は納入書の裏面を見ると案内されています。税額変更の通知には変更後の納付書が同封されていないため、手元の納付書を訂正して使う扱いが案内されています。
| 種類 | できること | 注意点 |
|---|---|---|
| eL-QR付き納入書 | 年度・月分と金額が印字され、そのまま納付できる | 金額の訂正はできない。金額変更時は新規申請か白紙を使う |
| 白紙納入書 | 金額を手書きして納付できる。退職所得分にも使う | 指定番号など必要事項を正確に記入する。印刷はA4両面の指定どおりにする |
退職所得分・税額変更・督促の例外
退職所得分の住民税が発生した場合は、納入金額(2)の退職所得分の欄に金額を記入し、合計額も記載します。表面の退職所得分欄のほかに、裏面の特別区民税・都民税納入申告書にも必要事項を記入します。納入書が手元にない場合は発行手続きになるため事業所収納係へ知らせます。いずれも練馬区の公式案内で確認しています。督促状は行き違いで届く場合があります。金融機関からの収納連絡に約2週間かかるため、先に納めていても督促状が届いたら破棄する扱いが豊島区の公式案内で案内されています。退職した従業員分の督促は、異動届出書が未提出なら早めの提出が必要で、提出済みなら行き違いのため破棄する扱いです。毎月納めているのに督促が届く場合は、異動届の未提出や、税額変更前の金額で納めていることが原因の場合があります。心当たりがない督促は収納担当へ連絡します。
自治体差と問合せ先の探し方
納入先は従業員の1月1日住所地の市区町村が原則で、窓口名や申請フォームの有無は自治体により異なります。税額決定通知書の送付元を確認し、その自治体の特別徴収・納入書・再発行の案内を探します。見つからない場合は、通知書に記載の収納担当へ指定番号と対象月を伝えて相談します。納入にPCdeskなどの税務ソフトを使う方法が案内されている自治体もあり、納入書を使わずに納付できる場合があります。川崎市の公式案内でもPCdeskなどの方法が案内されています。個別事情によって判断が異なるため、管轄窓口へご確認ください。
よくある質問
納期限を1日過ぎました。手元の納入書はそのまま使えますか。
できます。ただし先に課税地の収納担当へ連絡し、延滞金の確認と用紙の可否を確認します。豊島区の公式案内では確認ができれば手元の期限切れ用紙を使えると案内されています。確認なく納めると延滞金の納付が別に必要になる場合があります。
金額を書き間違えました。訂正して使えますか。
裏面の訂正方法で訂正して使えます。練馬区の公式案内では横線で抹消し、給与分と合計額の2か所に変更後の金額を記入すると案内されています。ただしeL-QR付きの金額訂正はできないため、白紙の納入書を使うか新たに申請します。
納入書をなくしました。何を用意してどこへ連絡しますか。
課税地の収納担当へ連絡し、再発行を依頼します。申請フォーム・電話や窓口・様式ダウンロードのいずれかが案内されています。川崎市の公式案内では申請から発送まで3営業日程度かかり、郵送で1週間程度かかると案内されています。納期限が近い場合は期限後の扱いも併せて確認します。