ねんきんネットにログインし、「将来の年金額を試算する」から「かんたん試算」または「詳細な条件で試算」を選びます。同じ加入条件が60歳まで続く前提ならかんたん試算、働き方・収入・受給開始年齢・追納を変えるなら詳細試算を使います。

年金見込額試算を利用できる人

日本年金機構が案内する利用対象と準備です。
確認項目内容
利用対象国民年金、厚生年金保険、船員保険のいずれかに加入中、または加入していた75歳未満の方
必要な登録ねんきんネットへの登録が必要
登録方法マイナポータルとの連携、またはねんきんネットのユーザID取得
確認できる内容将来受け取る老齢年金の見込額、設定条件ごとの内訳・比較
利用方法スマートフォンまたはパソコンからオンラインで操作

試算前に準備するもの

すでにねんきんネットを利用できる方は、ログイン後すぐに試算できます。未登録の場合は登録方法に応じて準備します。

ねんきんネットで年金見込額を試算する手順

ねんきんネットへログインし、トップページの「将来の年金額を試算する」を選びます。

ねんきんネットの「将来の年金額を試算する」画面
日本年金機構が示す年金見込額試算画面です。現在の条件を前提にする場合は「かんたん試算」、働き方や受給開始年齢などを変える場合は「詳細な条件で試算」を選びます。出典:日本年金機構(2026年7月30日確認)

現在と同じ加入条件を前提に素早く確認するなら「かんたん試算」、今後の条件を変更するなら「詳細な条件で試算」を選びます。

かんたん試算の使い方

「かんたん試算」を選ぶと、現在と同じ条件で60歳まで年金制度に加入すると仮定した試算条件が表示されます。60歳以上の方は、現在の年金記録を基に試算されます。

表示された加入制度などに問題がなければ「試算する」を選びます。年金見込額が表示されたら、「金額の内訳」から年金種類ごとの詳細を確認します。

詳細な条件で試算する方法

「詳細な条件で試算」を選び、「今後の加入制度等を設定する」から、今後加入する制度、収入見込額、就業見込期間を入力します。

「受給開始年齢の設定を変更する」から、老齢基礎年金・老齢厚生年金の受給パターンと受給開始年齢を入力します。65歳開始と繰上げ・繰下げを比較するときに使います。

国民年金保険料や付加保険料を納付・後払い(追納)する予定がある場合は、「国民年金保険料の納付に関する設定を変更する」から納付する月数を入力します。

設定内容を確認し、後で見分けられるパターン名を入力して「試算する」を選びます。結果画面で見込額の合計、期間ごとの月額、金額の内訳を確認します。

詳細試算で変更できる主な条件と使い方です。
設定項目比較できる例
今後の加入制度・収入・就業期間現在の勤務を続ける、転職する、退職するなどの違い
老齢年金の受給開始年齢65歳開始、繰上げ、70歳・75歳までの繰下げなど
国民年金保険料・付加保険料の納付月数未納分を納める場合、免除・猶予期間を追納する場合など
試算パターン複数の働き方や受給開始年齢を保存して比較

試算結果を保存・比較する方法

試算結果は5件まで保存でき、条件の違いを表やグラフで比較できます。

  • 「試算結果一覧を表示」から保存済みの結果を確認する
  • 結果を「修正」「削除」「複製」して別条件を作る
  • 過去の試算結果を5件まで選び、表やグラフで比較する
  • 国民年金保険料の納付・追納を行う場合と行わない場合の差を比較する

試算結果を見るときの注意点

特に次の条件に当てはまる方は、表示結果だけで最終判断せず、必要に応じて日本年金機構や共済組合へ確認してください。

よくある質問

登録せずに年金見込額を試算できますか?

ねんきんネットの試算には利用登録が必要です。マイナポータルと連携するか、基礎年金番号とメールアドレスを使ってユーザIDを取得します。

かんたん試算と詳細な条件で試算はどちらを選べばよいですか?

まず概算を確認するだけなら、かんたん試算が向いています。転職・退職、収入変化、受給開始年齢、国民年金保険料の納付や追納を反映する場合は、詳細な条件で試算を選びます。

65歳開始と70歳開始を比較できますか?

比較できます。詳細試算で受給開始年齢を変更し、パターン名を付けて保存すると、複数の結果を表やグラフで確認できます。

表示された金額をそのまま受け取れますか?

確定額ではありません。年金記録、配偶者・被扶養者、共済加入期間、今後の制度や収入などにより、実際の支給額と異なる場合があります。

公式情報の確認日

この記事は、日本年金機構の年金見込額試算ページ、ねんきんネット登録方法、年金見込額試算のご利用ガイドを2026年7月30日に確認して作成しています。画面や機能が変更された場合は、公式ページの最新案内を優先してください。

次にすること

まずかんたん試算で現在の条件による見込額を確認し、次に詳細試算で受給開始年齢や働き方を変えて比較してください。65歳前後で受け取り方を決める場合は、繰上げ・繰下げの制限と請求手続きも確認します。

年金の繰上げ受給を確認する60歳から64歳で受け取りを始める場合の減額率と取消しできない注意点を確認できます。年金の繰下げ受給を確認する66歳以後へ受給開始を遅らせる場合の増額率と注意点を確認できます。65歳の老齢年金請求手続きを確認する65歳から老齢年金を初めて受け取る場合の請求書、必要書類、提出時期を確認できます。