結論として、65歳以上で介護保険料の納付書が届かないときは、年金天引きで納付書が出ない正常な場合と、65歳到達・転入直後で通知時期がずれている場合が多くあります。まず年金年額18万円と特別徴収・普通徴収の分岐を確認し、6月の発送時期と随時通知、住所の登録を順に確かめます。

症状と前提の確認

この記事は65歳以上の第1号被保険者で、介護保険料の納付書・納入通知書が見当たらない方向けです。40歳から64歳の第2号被保険者は医療保険料と合わせて納めるため、市区町村から納付書は届きません。全国共通の原則と、発送時期や窓口が自治体で異なる点を分けて説明します。2026年9月3日時点の公式情報で確認しています。

まず確認する4点

  • 年金年額が18万円以上か未満か(特別徴収か普通徴収かの分かれ目)
  • 65歳到達・転入の時期(年度途中は普通徴収と随時通知になる)
  • 6月中旬・下旬の発送時期を過ぎているか
  • 住民票の住所と郵便の転送設定(転送不要郵便で返戻になることがある)

納付方法の分岐と届かない正常ケース

65歳以上の納付方法は特別徴収と普通徴収の2つで、選択制ではなく特別徴収が優先されます。年金年額18万円以上の方は年金天引きが基本で手続きは不要です。年金年額18万円未満の方、年度途中で65歳になった方や転入した方は納付書または口座振替の普通徴収になります。

納付方法の分岐
区分条件納付書の扱い
特別徴収(年金天引き)老齢・退職・障害・遺族年金が年額18万円以上納付書は届きません。天引きで納付します
普通徴収(納付書・口座振替)年額18万円未満、65歳到達直後、転入直後など納入通知書と納付書が届きます
併用年度途中で天引き開始・金額変更など2つの合計が年額で二重払いではありません

年金が年額18万円以上でも、年度途中で65歳になった方や転入した方は、特別徴収の準備が整うまでの半年から1年ほどは普通徴収での納付となります。65歳になった方や転入した方は、特別徴収に切り替わるまで市からの納付書で支払います。普通徴収の方は口座振替も利用できます。

発送時期と随時通知

柏市の案内では、普通徴収がある方の納入通知書と年度分の納付書は例年6月中旬、特別徴収の方の決定通知書は例年6月下旬に発送します。所得照会で決定が遅れる方は7月送付になることがあります。年度途中に転入や65歳到達など資格取得・喪失があった場合は随時、変更通知書を送付します。65歳到達年度は月割計算で、資格取得日の翌月中旬頃に決定通知書と納付書が送付されます。発送時期の詳細は自治体により異なります。

手順1:年金天引きか納付書かを切り分ける

年金振込通知書などで老齢・退職・障害・遺族年金の年額を確認します。年額18万円以上で天引きが始まっていれば、納付書が届かないのは正常です。通帳の年金振込額から天引きを確認します。年金を担保に借り入れている方や繰り下げをしている方など、天引きできない場合は引き続き普通徴収です。

手順2:65歳到達・転入の時期と住所を確認する

65歳到達直後や転入直後は、通知作成や所得照会の都合で納付書の送付が月割計算上の月より遅れます。住民票の住所が現住所と一致しているか、郵便物の転送設定で戻っていないかを確認します。介護保険の通知は転送不要で送られることがあり、旧住所に送られたまま返戻になることがあります。心当たりがある場合は転出・転入の届出状況も確認します。

手順3:市区町村の担当窓口へ再発行と支払方法を確認する

発送時期を過ぎても届かないときは、住民票のある市区町村の介護保険担当(高齢介護課など)へ連絡し、納入通知書の発送状況と再発行を相談します。普通徴収の納付は、納入通知書を持参して指定金融機関や担当窓口で納付できます。口座振替への切り替えを希望する場合は、担当窓口または指定金融機関の手続きを確認します。納期限は普通徴収で通常6月から翌3月までの毎月末が目安ですが、随時分は通知書の期限に従います。

年度途中で天引きが始まる場合などは特別徴収と普通徴収を併用し、合計が年額になります。二重払いではありません。一方、納付書を紛失したまま放置すると納期限を過ぎて督促の対象になることがあります。届かないまま期限が近いときは早めに担当窓口へ確認します。当サイトの内容は参考情報です。具体的な金額・期限・窓口は管轄の市区町村の最新案内をご確認ください。

被保険者証が届かない場合との違い

介護保険被保険者証は65歳到達時に交付される証明書で、保険料の納付書とは別の書類です。被保険者証が届かないときは交付時期と返戻の確認が中心で、納付書が届かないときは天引きの有無と通知時期の確認が中心です。納付書が届いたのに被保険者証が届いていない場合もあり、混同せずにそれぞれ担当窓口へ確認します。

よくある質問

年金をもらっているのに納付書が届きません。天引きでしょうか。

正常な場合があります。年金年額18万円以上で特別徴収が始まっていると、納付書は発行されません。年金振込で天引きを確認します。天引きされていないのに届かない場合は、発送時期・住所・再発行を順に確認します。

65歳になったばかり・引っ越したばかりで届きません。遅れているだけですか。

はい、年度途中の資格取得では随時通知になります。65歳到達や転入では、準備が整うまで半年から1年ほど普通徴収が続きます。資格取得日の翌月中旬頃の送付が目安と案内されていますが、所得照会で遅れることがあります。届かない場合は担当窓口へ発送状況を確認します。

健康保険でも介護分を払っている気がします。二重払いですか。

併用の合計が年額で、二重払いではありません。65歳到達年度は到達月から市区町村へ月割で納め、それ以前は医療保険で納めるため重複しません。医療保険側の取り扱いでしばらく医療保険料に介護分が含まれることもあり、不明点は医療保険者へ確認します。

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