iPhoneのマイナンバーカードでコンビニ交付できないときは、iPhoneの故障と決めつけず、①住民登録地の市区町村、②利用店舗・キオスク端末、③Appleウォレットの認証と読み取り、④取得する証明書、⑤iPhoneのカード状態の順に確認します。端末にiPhoneの選択肢が出ない場合は、その端末がスマートフォンに対応していない可能性があるため、実物のマイナンバーカードへ切り替えるのが早道です。

5分で確認する順番

住民登録地の市区町村がコンビニ交付を提供しているか、J-LISの「利用できる市区町村」で確認します。表のスマホJPKI欄が利用可でも、取得する証明書の種類や利用時間などは市区町村の案内が優先されます。

利用するコンビニ等がスマホJPKIに対応しているか、「利用できる店舗情報」で確認します。チェーン全体が対応していても、店舗によってスマートフォン非対応のキオスク端末が設置されている場合があります。

利用時間内か、メンテナンス・障害などでサービスが停止していないか確認します。利用時間は市区町村やサービスによって異なるため、自治体と公式のお知らせを確認してください。

キオスク端末で「証明書交付サービス」へ進み、「カード・デバイス選択」にiPhoneが表示されるか確認します。iPhoneを選んだら、Appleウォレットを開いて生体認証を済ませ、マイナンバーカードが表示された状態で所定の読み取り位置にかざします。

読み取り後に市区町村と証明書の種類が表示されるか確認します。希望する証明書が表示されない場合は、端末の読み取り不良ではなく、市区町村または申請者の条件による発行対象外の可能性があります。

症状別の切り分け

表示される症状から、最初に確認する場所を切り分けます。
症状考えられる確認先次にすること
カード・デバイス選択にiPhoneが出ない店舗またはキオスク端末のスマホJPKI対応別の対応端末を探すか、実物のマイナンバーカードを使います。
iPhoneをかざしても読み取れないAppleウォレットの認証、かざす位置、端末側の読み取り状態サイドボタンのダブルクリックとFace IDなどでカードを表示し、端末の所定位置で動かさずに読み取ります。繰り返し失敗する場合は別の対応端末か実物カードへ切り替えます。
読み取り後に市区町村や証明書が表示されない市区町村の対応状況、取得できる証明書、申請者の条件J-LISの市区町村一覧と自治体の案内を確認します。個別の発行可否は市区町村へ問い合わせます。
Appleウォレットやアプリに「利用できません」と表示される氏名・住所変更、実物カードや電子証明書の有効期限、紛失・盗難による停止必要に応じて実物カードを更新または利用停止解除し、デジタル庁の「利用を再開する方法」に進みます。
追加・利用再開をした直後で使えない利用可能になるまでの反映時間8時から19時30分の操作はおおむね数分後、19時30分以降は翌朝8時以降が目安です。通知後も実際の利用まで5分ほど待ちます。

端末にiPhoneが表示されないとき

J-LISの案内では、キオスク端末の「カード・デバイス選択」には、その端末で利用できるカード・デバイスだけが表示されます。iPhoneが選択肢にない場合、iPhoneの設定を何度もやり直す前に、店舗・端末側の対応可否を確認してください。対応する別の端末を使えない場合は、実物のマイナンバーカードで取得します。

J-LISの利用できる店舗情報を確認する利用できる店舗の一覧で、スマホJPKI対応可否を確認します。店舗によって非対応のキオスク端末があるため、店頭の端末表示も確認してください。

読み取りに失敗するとき

iPhoneが選択できるのに読み取れない場合は、次を一つずつ確認します。

コンビニ交付の公式手順では、iPhoneはAppleウォレットの生体認証を解除してカードを表示し、キオスク端末の所定位置にかざします。端末によって画面表示は異なるため、ボタン名が少し違っても、端末の案内を優先してください。

読み取り後に証明書が出てこないとき

iPhoneを読み取れた後も、市区町村の選択、証明書の種類、交付種別、記載事項、部数の画面へ進みます。希望する証明書が一覧にない、または市区町村を選べない場合は、住民登録地の市区町村がそのサービスを提供していない、取得対象の証明書ではない、申請者の条件により発行できないなどの可能性があります。店舗スタッフだけで発行可否を判断できない場合は、住民登録地の市区町村へ確認してください。

J-LISの利用できる市区町村を確認する自治体がコンビニ交付とスマホ利用に対応しているかを、都道府県・市区町村から検索できます。

「iPhoneのマイナンバーカードは利用できません」と表示されたとき

デジタル庁は、氏名や住所を変更したとき、実物のマイナンバーカードや電子証明書の有効期限が満了したとき、紛失・盗難による一時利用停止をしたときなどに、iPhoneのマイナンバーカードが利用できなくなる場合があると案内しています。氏名・住所変更や実物カードの期限切れが関係する場合は、先に実物カードを更新してから、公式の利用再開手順を行います。

マイナポータルアプリの案内で、iPhoneのマイナンバーカードが利用できない理由を確認します。

氏名・住所変更や実物カードの期限切れなら、住民登録地の市区町村で実物カードの更新を確認します。

更新後、実物カード、券面事項入力補助用暗証番号(数字4桁)、署名用パスワード(英数字6〜16文字)を用意します。

デジタル庁の「iPhoneのマイナンバーカードの利用を再開する方法」に従い、本人確認、実物カードの読み取り、利用可能になるまでの待機を行います。

iPhoneのマイナンバーカードの利用を再開する方法利用再開の対象や、実物カードの更新が先に必要なケースを公式手順で確認できます。

追加・利用再開の直後は反映を待つ

デジタル庁の現行案内では、朝8時から19時30分に追加した場合はおおむね数分後、19時30分以降に追加した場合は翌朝8時以降に利用可能になります。Appleウォレットから通知が届いた後も、実際にカードを利用できるまで5分ほどかかる場合があります。直後にコンビニで試して使えないときは、時間を置いてから再度確認してください。

実物のマイナンバーカードへ切り替える判断

コンビニ交付を急ぐ場合、iPhoneが使えるかを現場で何度も試すより、実物のマイナンバーカードに切り替える方が早いことがあります。デジタル庁も、iPhoneのマイナンバーカードに未対応の場所に備えて実物カードを携帯するよう案内しています。実物カードでも取得できない場合は、自治体の対応、利用時間、証明書の種類、暗証番号の状態を確認します。

問い合わせ先を分ける

どこへ確認すればよいかを症状で分けます。
困っている内容確認先
市区町村がスマホJPKIや希望する証明書に対応しているか住民登録地の市区町村
キオスク端末でiPhoneを選べない、読み取り位置が分からない利用店舗のスタッフ、別の対応端末、J-LISの店舗一覧
AppleウォレットやiPhoneのマイナンバーカードが利用不可になったデジタル庁の利用再開手順、必要に応じて市区町村での実物カード更新
追加・利用再開後の反映や公式サービスの障害デジタル庁・マイナポータルの公式案内

よくある質問

どのコンビニでもiPhoneで証明書を取れますか?

取れるとは限りません。自治体と利用店舗・端末の両方の対応を確認してください。

端末にiPhoneが表示されない場合はどうすればよいですか?

まず店舗・端末のスマホJPKI対応を確認します。非対応なら、iPhoneの再設定ではなく、対応端末または実物カードへ切り替えます。

iPhoneだけ持っていけば大丈夫ですか?

未対応の端末や場所があるため、急ぎの証明書取得では実物のマイナンバーカードも持参するのが安全です。

iPhoneを追加した直後にコンビニで使えないのはなぜですか?

利用可能になるまでの反映待ちの可能性があります。公式案内の時間を過ぎても使えない場合は、自治体・店舗端末・カード状態を順に確認してください。

次に確認する公式情報

iPhoneにマイナンバーカードを追加する方法iPhoneへの追加、対応機種、実物カードの用意などを確認できます。スマホのマイナンバーカードでできることコンビニ交付を含むスマートフォンの利用先と、iPhone・Androidの違いを確認できます。住民票をコンビニで取る方法住民票の写しを取得する場合の必要なもの、利用時間、記載項目を確認できます。印鑑登録証明書をコンビニで取る方法印鑑登録証明書を取得する場合の必要なものと確認順を確認できます。

公式情報と確認日

自治体の対応、店舗端末、取得できる証明書、アプリの画面や利用時間は更新される場合があります。利用当日に公式情報を再確認し、実物のマイナンバーカードも必要に応じて持参してください。