iPhoneの機種変更では、旧端末を手放す前にiPhoneのマイナンバーカードを削除し、新端末であらためて追加します。新端末で追加を完了すれば、旧端末側は自動で削除されます。
機種変更時の対応は旧端末の状況で決まる
| 状況 | 必要な対応 |
|---|---|
| 旧iPhoneを操作でき、新iPhoneでも使う | 旧iPhoneから削除した後、新iPhoneであらためて追加します。新iPhoneへの追加を完了した場合は、旧端末側が自動削除されます。 |
| 旧iPhoneを操作できるが、新端末では使わない | 旧iPhoneを手放す前に、マイナポータルアプリから削除します。 |
| 旧iPhoneをすでに処分・返却した | 別のiPhoneまたは対応Android端末から旧端末のカードを削除します。対応する新iPhoneへ追加する場合は、追加完了により旧端末側が自動削除されます。 |
| 旧iPhoneを紛失・盗難された | 新端末の設定を待たず、マイナンバー総合フリーダイヤルで一時利用停止を行います。 |
機種変更前に用意するもの
新iPhoneでの再追加に必要な端末、実物カード、暗証番号を確認します。
- 新iPhoneがiPhone XS以降で、iOS 18.5以上になっている
- 新iPhoneのマイナポータルアプリを最新にしている
- 有効な署名用電子証明書が搭載された実物のマイナンバーカードを用意した
- 券面事項入力補助用暗証番号の数字4桁を確認した
- 実物のマイナンバーカードの署名用パスワード(英数字6~16文字)を確認した
- 旧iPhoneを手元で削除する場合は、電源を入れ、インターネットへ接続できる状態にした
iPhoneからiPhoneへ機種変更する手順
新iPhoneが対応機種・OSであることを確認し、マイナポータルアプリを最新にします。実物のマイナンバーカードと2種類の暗証番号・パスワードも用意してください。
旧iPhoneでマイナポータルアプリを開き、メニューから「iPhoneのマイナンバーカード」を選びます。画面下部の「削除」から案内に従って削除します。
旧iPhoneのマイナポータルアプリで状態を確認します。「iPhoneのマイナンバーカード」が「なし」と表示されれば、削除済みです。
新iPhoneのマイナポータルアプリを開き、「iPhoneのマイナンバーカード」から追加を開始します。実物カードの暗証番号・署名用パスワードを入力し、顔の動きの撮影と実物カードの読み取りを行います。
追加申請後、マイナポータルアプリとAppleウォレットで新iPhoneの利用状態を確認します。新iPhoneで追加を完了すると、旧iPhone側のカードは自動で削除されます。
新iPhoneでマイナポータルなど利用予定のサービスを開き、使える状態か確認します。確認後、端末メーカーや通信事業者の案内に従って旧iPhoneを初期化し、下取り・返却等を行います。
旧iPhoneを削除せずに処分・返却した場合
旧iPhoneが手元になくても、別のスマートフォンと実物のマイナンバーカードを使って削除できます。別のiPhoneでは、マイナポータルアプリの「iPhoneのマイナンバーカード」から「別の端末のカードを削除」を選びます。対応Android端末では「別のスマホのスマホ用電子証明書」の「失効」から操作します。
対応する新iPhoneへiPhoneのマイナンバーカードを追加する場合は、追加完了によって旧端末側が自動で削除されます。旧端末と新端末の両方で同時に利用することはできません。
出典:マイナポータル「別の端末からiPhoneのマイナンバーカードを削除できますか」「削除せずにiPhoneを処分した場合」(確認日:2026年7月27日)デジタル庁 マイナポータル・2026-07-27確認旧iPhoneを紛失・盗難された場合
一時利用停止の連絡手順です。
- マイナンバー総合フリーダイヤル「0120-95-0178」へ連絡する
- 音声ガイダンスで「2番:マイナンバーカード及び電子証明書を搭載したスマートフォンの紛失・盗難」を選ぶ
- 端末が見つかった場合は、実物のマイナンバーカードの電子証明書を使い、マイナポータルアプリから利用再開の手続きを確認する
iPhoneからAndroidへ機種変更する場合
新端末が対応Android端末の場合は、Androidのマイナポータルアプリからスマホ用電子証明書の利用申請・利用登録を行います。新端末への搭載が完了すれば、旧iPhone側のカードは自動で失効・削除されます。旧iPhoneを先に手放す場合は、手放す前に削除しておくと安全です。
機種変更時のよくある間違い
旧端末を手放す前後に起きやすい間違いです。
- 新旧2台で同時に使えると思う:iPhoneのマイナンバーカードは1人につき1台で利用します。
- 旧iPhoneから削除すると実物カードも使えなくなると思う:実物のマイナンバーカードは失効しません。
- 旧端末を処分したので何もできないと思う:別のiPhoneまたは対応Android端末から削除できます。
- 紛失したが新端末の購入まで待つ:紛失・盗難時は直ちに一時利用停止します。
- 実物のカードや暗証番号を用意せず新端末で始める:新iPhoneへの追加には実物カードと2種類の暗証番号・パスワードが必要です。
機種変更前チェックリスト
旧iPhoneを下取り・返却する前に確認します。
- 新iPhoneが対応機種・OSであることを確認した
- 実物のマイナンバーカードと暗証番号・パスワードを用意した
- 旧iPhoneのマイナポータルアプリから削除した
- 旧iPhoneの状態表示が「なし」になったことを確認した
- 新iPhoneで追加と利用状態の確認を完了した
- 必要なサービスで新iPhoneを利用できることを確認した
- 紛失・盗難では一時利用停止を先に行った
よくある質問
機種変更前に旧iPhoneから必ず削除する必要がありますか?
下取り、返却、売却、譲渡、廃棄の前に削除しておくのが安全です。旧端末から削除しないまま新iPhoneで追加を完了した場合は、旧端末側のiPhoneのマイナンバーカードが自動で削除されます。
旧iPhoneをすでに返却・処分した場合はどうしますか?
別のiPhoneでは「別の端末のカードを削除」、対応Android端末では「別のスマホのスマホ用電子証明書」の「失効」から削除できます。実物のマイナンバーカードを用意してください。
新旧2台のiPhoneで同時に利用できますか?
同時利用はできません。iPhoneのマイナンバーカードを追加できる端末は1台のみで、新端末への追加が完了すると旧端末側は自動で削除されます。
旧iPhoneから削除すると実物のマイナンバーカードも失効しますか?
失効しません。削除されるのはiPhoneに追加したカード機能です。実物のマイナンバーカードは引き続き利用できます。
公式情報と確認日
デジタル庁「スマートフォンのマイナンバーカード」(確認日:2026年7月27日)デジタル庁・2026-07-27確認マイナポータル「スマートフォンの機種変更を行うときに必要な手続きはありますか。」(確認日:2026年7月27日)デジタル庁 マイナポータル・2026-07-27確認マイナポータル「機種変更前のiPhoneから削除せず、機種変更後のiPhoneに追加した場合」(確認日:2026年7月27日)デジタル庁 マイナポータル・2026-07-27確認マイナポータル「別の端末からiPhoneのマイナンバーカードを削除できますか。」(確認日:2026年7月27日)デジタル庁 マイナポータル・2026-07-27確認マイナポータル「iPhoneのマイナンバーカードを追加しているiPhoneを紛失した場合」(確認日:2026年7月27日)デジタル庁 マイナポータル・2026-07-27確認次にすること
旧iPhoneを手元で操作できる方は、まずマイナポータルアプリの「iPhoneのマイナンバーカード」から削除し、状態が「なし」になったことを確認してください。その後、実物のマイナンバーカードと暗証番号・パスワードを用意し、新iPhoneで追加を行います。
新iPhoneへの詳しい追加手順を確認するiPhoneにマイナンバーカードを追加する方法|対応機種・必要なもの・手順Androidへ変更する場合の失効・再登録を確認するAndroidスマホ用電子証明書の機種変更|旧端末の失効と新端末の再登録機種変更後に利用できるサービスを確認するスマホのマイナンバーカードでできること|e-Tax・コンビニ交付・マイナ保険証実物カードの電子証明書が期限切れの場合を確認するマイナンバーカードの電子証明書を更新する方法|期限・必要なもの・代理人